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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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またまた「地球を冷ませ」

金曜日の夜だっけか・・・
テレビドラマ「エジソンの母」というのをみた。
学校(小学校)が舞台。

学校もののドラマって,感情移入しやすいから,時として
猛烈に怒ってしまうことや不機嫌になってしまうのもあるのだけれど,
これはなんだかほくほくした感じがあって,気に入ってしまった。

内容の細かいところはめちゃくちゃ。
ことばでいえば「父兄」なんてことば,今時の教員はつかわないし
(こんなアナクロというか差別語は使えない)
「1+1は2」という決まりに関して,
大学生と思われる人が「二進法でいえば,1+1はじゅう(10)」と
答えたり・・・
(二進法に十という数え方はないでしょ)
なんてあげ足をとったりしちゃえるけど,でもそれでもいい気がしてくる。

「どうして1+1は2なの?」という子どもの「問題児」としての
扱い方が楽しいんだもの。
教員も保護者も実際は,もっとどろどろしていると思うけれど,
それももうどうだっていい。
主人公の一人であるその子どもと母親が気持ちよく描かれて
いれば,なんとなくほっとできるから。
そういう子がいたら,確かにクラスの中をまとめるのは大変だろうけど。


話かわって,
また『地球を冷ませ!』から。

省エネルギーが推奨されていろんな家電製品が省エネタイプに
なったとしても,その分ほかのところでエネルギー消費してしまえば
何の解決にもならないこと。

政府が高速道路や原子力発電に多大なお金をかけていること。
(戦争とそのための訓練が一番の浪費だけれど)
(この本では著者の住んでいるイギリス政府の例をあげている)
けれど,気候変動の影響でかかってくる負担は企業ではなく
個人のものになりがちだということ。
(社会的負担のあり方の問題)

世界的に見ると,政府は企業に毎年250億ドルはらって世界全体の
漁業を崩壊させ,140億ドルはらって森林を破壊していること。

エネルギー消費を個人的にできるひとつの方法として,住宅の
断熱性を高めることがある。
パシーフハウスという建物がその例。

などなど,読むたびにおもしろい。
続きはまた。
by KATEK | 2008-01-13 13:48