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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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ピアノレッスン その2

先週は熱にうかされてしまって,ピアノのレッスンのことを
書けずじまいだった。
忘れないうちに書いておこう。

一つの発見は,
ピアノのドの位置は,相対的なものじゃなくって,
中心があるってことだ。

ピアノの鍵のところ近くにあるのがそのド。

でも家にある電子ピアノには鍵なんてない。
お馬鹿なわたしは,友人(先生)に
「家に電子ピアノの中心のドはどこ?」と質問をした。

先生:「音の高さを感じてみて。」
わたし:「???」
先生:「声に出してみるとわかるよ。」

実際声にあわせて音を出してくれた。

先生:「これじゃ低くて声が出ないド~」
    「これだと歌いやすいド~」
    「これは高くて声を出しにくいド~」

なんと!!声に出したら一目瞭然(?)
すごすぎる発見。

でも,後日声に出そうと思ったら,音程が取れない。
低いドの音と声の高さががあっているのかどうかが
わからないのだ。

えっ,こんなことあり・・・

落ち着いて真ん中あたりのドに音を合わせ声を出して
そこから一音ずつ下がっていってみた。
そうしたら,なるほど低いドの音に行くころには
音を出しにくくなっていた。

音って絶対的なものなんだって,やっとわかった。
(それでも平均律とかなんやかやで,音の絶対性というのは
ヘルツに合わせると難しいらしいことは,相方から
きかされていたので,頭ではわかっているような・・・)

わたしって,声とピアノの音とをすぐに一致させられない人
だった。
ということがわかったら,なんだかとっても音感が悪い人の
ような気がしてきて,ちょっとがっくり。

でも,まぁいいかってすぐに開き直ったけど。

レッスンの続き。

お稽古ノートをすすめるたあとは,
リズムの練習。
おぉ,わたしの苦手とするところじゃ。

先生が書いてくれたリズムに合わせて,タンバリンをたたく。

ウン,タァーン,ウン。
タン,タン,タン,ウン。
2分休符,ター。
タン,タァーン,タン。

(こんな風に書いていいのかなぁ?)

これを続けている間,先生のほうはエレクトーンで
(こう書くとYAMAHAのまわしものみたい)
ボサノバとかラテンとかいろいろなテンポ(?)を出して
さらに,曲をつけてメロディーを弾いてくれる。
わたしは,そこにひっぱられないで,タンバリンを
たたき続ける。

だんだんタンバリンをもつ手に汗がにじみ出てくる。

もう目が点になるほど,ずっと書かれた音符をみつめて
それだけを頼りにタンバリンをたたく。

きっとこの時もアドレナリンでまくりだったに違いない。
楽しい反面,まだまだ楽しみきるところまではいかないわたし。

先生:「今度はボンゴなんかたたいてみようね。
    ほらこんな風に音が出るでしょ。」
と,楽しげにボンゴをたたいて見せてくれた。
わたしもおサルのレベルでならたたきたいなぁと・・・

なんて書いてくるといかに大変だったかって感じになるけれど,
でも楽しい!

「テイクファイブ」ってジャズが2拍子と3拍子あわせて5拍子,
だから「テイクファイブ」ってことがわかったら,
とたんに今年の終わりには「テイクファイブ」を弾きたい
なんて単純に思ったわたしでした。 
by KATEK | 2007-04-28 08:22