この学校からでたいでしょ。
2006年 11月 23日
「先生,ホントはこの学校から出たいでしょ。
成績のいい学校に行きたいでしょ。」
って,面とむかっていわれたことがあった。
昔の話だ。
わたしは,ぎょっとした。
なぜ,わたしの気持ちをわかってくれないの?
わたしはここでみんなのためにがんばっているじゃない。
「そんなことないよ。
なぜそんなふうに思うの?」
いつもほとんど口をきかない子が,わたしに彼自信からいってきたことばに
わたしは,そう反応した。
その時は,心から「違う」って思っていたし,信じようとしていたもの。
わたしはこの学校・クラスでがんばるんだって。
だからあのときのわたしのことばはうそじゃない。
でも今になって「違う」と思える。
あの子の言っていたことばは半分正しかったんだ。
たぶん,彼自身もあんな学校辞めたくても辞められなかったし,
私自身も投げ出したくてしかたなかった。
彼は,もしかしたら弱いわたしの共感がほしかったのかも。
けっして,「成績のいい学校」にいきたいとは思わない。
今だって,幸せだし。
ただ,気持ちを受け取ってくれる生徒がいる学校ならどこでもいい。
つらいだけの学校なんて嫌だ。
お互いいじめまわして,「強いもの」が「むなしく」勝ち誇る場所なんて
学校じゃなくたって,どこだっていやだ。
あの時,弱い自分に気づいていたら,どんなにか
子供たちも,わたしも楽だったろう。
弱いわたしは,これから生徒に「優しい」と誤解され,「なめられ」
あるいはそれを確かめるために「つかかって」こられるだろう。
今度は,あの時と同じ間違いはしない。
憲法9条じゃないけれど,教育に暴力はいらない。
ただ自分や子どもを守るためのことばと,何らかのスキルを
身につけていくこと,それがこれからの課題。
成績のいい学校に行きたいでしょ。」
って,面とむかっていわれたことがあった。
昔の話だ。
わたしは,ぎょっとした。
なぜ,わたしの気持ちをわかってくれないの?
わたしはここでみんなのためにがんばっているじゃない。
「そんなことないよ。
なぜそんなふうに思うの?」
いつもほとんど口をきかない子が,わたしに彼自信からいってきたことばに
わたしは,そう反応した。
その時は,心から「違う」って思っていたし,信じようとしていたもの。
わたしはこの学校・クラスでがんばるんだって。
だからあのときのわたしのことばはうそじゃない。
でも今になって「違う」と思える。
あの子の言っていたことばは半分正しかったんだ。
たぶん,彼自身もあんな学校辞めたくても辞められなかったし,
私自身も投げ出したくてしかたなかった。
彼は,もしかしたら弱いわたしの共感がほしかったのかも。
けっして,「成績のいい学校」にいきたいとは思わない。
今だって,幸せだし。
ただ,気持ちを受け取ってくれる生徒がいる学校ならどこでもいい。
つらいだけの学校なんて嫌だ。
お互いいじめまわして,「強いもの」が「むなしく」勝ち誇る場所なんて
学校じゃなくたって,どこだっていやだ。
あの時,弱い自分に気づいていたら,どんなにか
子供たちも,わたしも楽だったろう。
弱いわたしは,これから生徒に「優しい」と誤解され,「なめられ」
あるいはそれを確かめるために「つかかって」こられるだろう。
今度は,あの時と同じ間違いはしない。
憲法9条じゃないけれど,教育に暴力はいらない。
ただ自分や子どもを守るためのことばと,何らかのスキルを
身につけていくこと,それがこれからの課題。
by KATEK
| 2006-11-23 08:28