日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

思いのままに

今日は仕事にいくのよそうかなって,朝は思ったけれど,
いってみたら何とかなった。
ご褒美ものだ。

最近,授業の余った時間に
黒板にこんな文章を書いた。
感じたり考えたりしながら,ノートの写してみてっていって。
『平和ってなに?』という絵本の一ページ。

    平和をつくる

 いのちを大切にしている人
 自然を大切にしている人
 一人ひとりを大切にしている人

 拳を開こうとしている人
 壁を開こうとしている人
 心を開こうとしている人

 問題を分かちあおうとしている人
 資源を分かちあおうとしている人
 悲しみを分かちあおうとしている人

 立場をみとめあおうとしている人
 価値観をみとめあおうとしている人
 文化のちがいをみとめあおうとしている人

 事実を知ろうとしている人
 歴史を知ろうとしている人
 痛みを知ろうとしている人

 飢えをなくそうとしている人
 差別をなくそうとしている人
 地雷をなくそうとしている人

 相手の声に耳をかたむけている人
 自分の声を伝えようとしている人
 たがいの声を編みあわせようとしている人

    みんな
 平和をつくっている
    人たち

「もうずいぶん前に出た本なんだけど,わたしはこの文が好き。
なんだか,励まされている気がするよ。」
「みんなは,これを読んでどう思う?」
「できたら,この題を変えて,<いじめをなくす>って文を
まねして書いてみて。」

「理想でしかない」そう書いた子もいた。
でも「このなかでひとつでも,できたらいいなぁ」と書く子もいた。
そうなんだよね。
ひとつだってじゅうぶんいいんだ。
いじめについて,まねして書いてくれた子もひとりいた。

ちょっとでいいんだ。
分かちあうこと。何かを。

自分の幼い頃からのことを考え,話す機会があった。
いじめられたこともあった。
でも,今一番の痛手だと感じることは,徹底的に「がまん」を
教えられたことだった。
がまんしてきたことは,頭ではわかっていたが,今回は
涙が自然に出てきた。
そうだ。いっぱい・いっぱいがまんしてきたよ。
自分にいってあげた感じ。
親の教育は親なりの愛だったけれど・・・

愛ってことばはいやに安売りされている最近だけれど,
やっぱり,愛しあうこと
親と子が,友達どおしが,偶然であった誰かと
それが,ほんとの「いい気持ち」の分かち合いになるんじゃないかなって。
でも,愛って何だろう?

夫婦の間はただ「好き」でいい。そんな気がする。

ひとに寄り添うこと,
時間を共有することも,「いい気持ち」の条件。

いじめだって,強制的に気持ちを話させたり,調べたり,
変に気を使ったり,そんなことはいらない。
技術の問題じゃない。

ゆっくり時間をあげること。
その間の静かな空間と時間をつくり守ってあげること。
一緒にその時間を味わうこと。
わたしだったら,そんな人と出会いたいと思ったんじゃないかな。
だって,今だってそんな時間が心のそこからほしいもの。

ことばは,ずーっとあとからついてくる。
[PR]
by KATEK | 2006-11-17 19:47