すくっと立つ。つぶやく。
2006年 07月 30日
何ヶ月かぶりで,野口体操のメンバーと会った。
体操はまだちょっとかなという感じがしたので,
メンバーの一人の還暦のお祝いにだけ参加した形。
日本庭園を小さくしたような,きれいなお庭にアメリカ芙蓉が咲いていた。
百日紅ももう花をつけている。
夏本番だ。
体操の先生とのはなしは,坂東玉三郎がいかにすぐれているかという方向に
進んだ。
歌舞伎座での公演。
玉三郎は,つぶやいているのに声がはっきりと伝わってくる。
これはすごいことだと。
すごーくよくわかる。
相手に届かせることば・息というのが,単なる声の大きさではないということ。
わたしはそんなことは到底無理。
授業も,大声を出してばかり。
さらに,声をのどから出しているので,のどがすぐ痛くなってくる。
具体的にどうしたら声が相手に届くのか,これは技術と立つという基本・息をするという基本が
からだと理屈をとおしてわからなければできない。
人間が立つということは本当にすごいことなんだと思う。
立っていること,そこにひとつの命が存在しているというゆるぎない事実。
立っているだけで,「いる」って生徒にわかってもらえたら,どんなにすばらしいことだろう。
前に,人通りの多い道の向こう側に立っている女性がいた。
住職といういでたち。
そのひとだけが,その空間だけが,際立って見えた。
気負わず,すっと自然に立っているだけ。
でも,すごい存在感なのだ。
そんな立ち方ができたら,気持ちもずいぶん変わっていることだろう。
悲観もせず,大いなる希望にもすがらず,その人の大きさで自足できるということ。
いつかしっかり立ってみたい。
今日は,リッキー・リー・ジョーンズのボーカルが流れています。
わたしの大好きな歌手の一人。
とっても個性的な人。
体操はまだちょっとかなという感じがしたので,
メンバーの一人の還暦のお祝いにだけ参加した形。
日本庭園を小さくしたような,きれいなお庭にアメリカ芙蓉が咲いていた。
百日紅ももう花をつけている。
夏本番だ。
体操の先生とのはなしは,坂東玉三郎がいかにすぐれているかという方向に
進んだ。
歌舞伎座での公演。
玉三郎は,つぶやいているのに声がはっきりと伝わってくる。
これはすごいことだと。
すごーくよくわかる。
相手に届かせることば・息というのが,単なる声の大きさではないということ。
わたしはそんなことは到底無理。
授業も,大声を出してばかり。
さらに,声をのどから出しているので,のどがすぐ痛くなってくる。
具体的にどうしたら声が相手に届くのか,これは技術と立つという基本・息をするという基本が
からだと理屈をとおしてわからなければできない。
人間が立つということは本当にすごいことなんだと思う。
立っていること,そこにひとつの命が存在しているというゆるぎない事実。
立っているだけで,「いる」って生徒にわかってもらえたら,どんなにすばらしいことだろう。
前に,人通りの多い道の向こう側に立っている女性がいた。
住職といういでたち。
そのひとだけが,その空間だけが,際立って見えた。
気負わず,すっと自然に立っているだけ。
でも,すごい存在感なのだ。
そんな立ち方ができたら,気持ちもずいぶん変わっていることだろう。
悲観もせず,大いなる希望にもすがらず,その人の大きさで自足できるということ。
いつかしっかり立ってみたい。
今日は,リッキー・リー・ジョーンズのボーカルが流れています。
わたしの大好きな歌手の一人。
とっても個性的な人。
by KATEK
| 2006-07-30 22:24