温泉での時間
2006年 05月 01日
トン トトン ト トト トン ト
チョロチョロチョロチョロ・・・・
ピシャン ピシャン ポトン ピシャン
ポコ ポコポ ポポポ
ザバー
まるで現代音楽(たとえばウェーベルン)を聞いているような気持ち・・・
昼間でも薄暗く,高い天井に小さく開いた天窓からくる日の光と
ランプの光がなんとも幻想的な空間を作っている。
じっと,ぬるま湯に浸かっていると,次第に目がなれ,岩盤の表情が見えてくる。
これは,洞窟風呂の中でのひとこま。
山梨県の下部温泉につかってきた。
源泉の温度は32℃。
岩盤がむき出しになっている洞窟風呂には,このぬるい大きめの温泉と
沸かした温泉がならんでいる。
32℃の温泉にずっと浸かりながら,時々あたたかいほうのお風呂にはいる。
この繰り返しをなんどかするうちに,からだはほっかり温まる。
宿泊者数が少ないから,洞窟風呂も独り占め。
ひとり,いろいろな音を聞きながら,目を閉じてぬるいお風呂に浸かっていると
からだの感覚が変わっていくのがわかる。
皮膚一枚で水と隔てられた身体。
やがて,重力から幾分解放された身体は,洞窟という宇宙に溶けていく・・・
天井はまるで天空のような気分。
ゆらゆら揺れるからだ。
なんともいえないいい気分のときを過ごした。
これからも,たまにはこんな風に,じっと耳を澄まし,からだの感覚に集中する
時間をもちたいもの。
それから,
温泉からあがると,ちょっとした空間に椅子が5つ。
椅子の前にスピーカーが置いてある。
そこにかかっていたのは,コルトレーンの「ブルーノート」だった。
チョロチョロチョロチョロ・・・・
ピシャン ピシャン ポトン ピシャン
ポコ ポコポ ポポポ
ザバー
まるで現代音楽(たとえばウェーベルン)を聞いているような気持ち・・・
昼間でも薄暗く,高い天井に小さく開いた天窓からくる日の光と
ランプの光がなんとも幻想的な空間を作っている。
じっと,ぬるま湯に浸かっていると,次第に目がなれ,岩盤の表情が見えてくる。
これは,洞窟風呂の中でのひとこま。
山梨県の下部温泉につかってきた。
源泉の温度は32℃。
岩盤がむき出しになっている洞窟風呂には,このぬるい大きめの温泉と
沸かした温泉がならんでいる。
32℃の温泉にずっと浸かりながら,時々あたたかいほうのお風呂にはいる。
この繰り返しをなんどかするうちに,からだはほっかり温まる。
宿泊者数が少ないから,洞窟風呂も独り占め。
ひとり,いろいろな音を聞きながら,目を閉じてぬるいお風呂に浸かっていると
からだの感覚が変わっていくのがわかる。
皮膚一枚で水と隔てられた身体。
やがて,重力から幾分解放された身体は,洞窟という宇宙に溶けていく・・・
天井はまるで天空のような気分。
ゆらゆら揺れるからだ。
なんともいえないいい気分のときを過ごした。
これからも,たまにはこんな風に,じっと耳を澄まし,からだの感覚に集中する
時間をもちたいもの。
それから,
温泉からあがると,ちょっとした空間に椅子が5つ。
椅子の前にスピーカーが置いてある。
そこにかかっていたのは,コルトレーンの「ブルーノート」だった。
by KATEK
| 2006-05-01 18:40