日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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八木重吉の秋が好き。

そろそろ秋が本格的にやってきそうだ。
うれしい。

秋の静かな日,八木重吉の詩…
そういう秋が。

でも秋雨前線が長く居座ったり,
日が短くなったりするので,からだのほうが
秋は嫌いなようで,なかなか難しい。

文化祭でアップしすぎてしまう秋の初めに続く
疲れは長く続くから。
今も薬のせいか,疲れのせいか,指が痛い。
パソコン打つのも実はつらいんだなぁ。

話し変わって。
『詩人会議』10月号を買った。
アーサー・ビナードさんと伊奈かっぺいさんの
対談が読みたかったので。
これは授業に使えそうだ。

二人ともテレビが地デジ化されて,テレビとは
おさらばしたんだそうだ。
アーサー・ビナードさんならやりそう。
自転車で東京の路地を走り,地元のお店屋さんで
魚や野菜を買い,テレビなんか見なくても
欲しい情報だけ選んで暮らしているアーサー・ビナード
さんの姿が目に浮かぶ。

ついでに,詩の紹介。
(本当は著作権に触れるんだろうけど,写してしまう)


     きつね    蔵原伸二郎

  狐は知っている
  この日当たりのいい枯野に
  自分が一人しかいないのを
  それ故に自分が野原の一部であり
  全体であるのを
  風になることも 枯草になることも
  そうしてひとすじの光にさえなることも
  狐いろした枯野の中で
  まるで あるかないかの
  影のような存在であることも知っている
  まるで風のように走ることも 光よりも早く
   走ることもしっている
  それ故に じぶんの姿は誰にもみえないのだと
   思っている
  見えないものが 考えながら走っている
  考えだけが走っている
  いつのまにか枯野に昼の月が出ていた

                
今日はこれでおしまい。
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by KATEK | 2011-09-19 09:55