日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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雨が降りだした。
雷の音がする。

子どもの頃の雷が,ときどき恋しくなる。
がんがんてりつける日差し。モコモコ育つ入道雲。
急にあたりが真っ暗になり,稲妻が走る。
校庭には大粒の雨。
一瞬みんなのざわめきがぴたっとやみ,目は外に集中する。
沈黙の瞬間。  
数分後,嘘のように空は青くひろがり
教室に涼やかな風が吹き込む。
授業の開始だ。
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政治の世界のように,今年の夏の天気ははっきりしない。

星川淳『魂の民主主義』を読む。

先日,児童書で『合衆国憲法ができるまで』を読んだばかりだ。
そこにでてきたワシントンは,粘り強く,何もないところから試案を
検討し,分裂を回避しながら憲法を作り上げた功労者となっている。

しかし,実際はまったく違ったようだ。
アメリカ,オンタリオ湖の近くに定住していたインディアンたちが
ピースメーカーという人物を中心につくりあげた,「イロコイ連邦」の
政治体制をかなりの部分取り込んで,合衆国憲法は作られた。
(インディアンという言葉はネイティブの人たちに受け入れられているという)

トマス・モアの『ユートピア』はインディアンの生活をもとに
書かれたものらしい。
ロックもルソーもインディアンの暮らしを知らずして,あの権利についての
発想は得られなかったという。

ベンジャミン・フランクリンやトマス・ペインが,この「イロコイ連邦」の事情に
詳しかったがために,チェックアンドバランスの考え方や平和や幸福を
追求するという発想が,合衆国憲法に反映された。

ペンが建設に加わったペンシルヴェニアの首都フィラデルフィアは
友愛の町という意味があるそうだ。

映画『フィラデルフィア』も,その事実を知った上で考えると,また深みを増す。

現在の日本の政治家も,「イロコイ連邦」の歴史を勉強しなおしてみたら
いかがなものか。
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# by KATEK | 2005-08-12 22:22
さっき唐突にはとが鳴いた。
どうしたのだろう?
ほかの鳥たちはまだ目覚めていないのか知らん?

最近少年の犯罪記事があとをたたない。
相手を死傷させた事実は認めても,動機が明らかではないことも多い。

何年か前に起こった「レッサーパンダ」の帽子をかぶった男の殺人事件。
浅草事件といわれているが,この事件についての本が出ている。
『自閉症裁判』洋泉社
気になる文章はたくさんあるのだが,障害者福祉・障害者教育という
観点から見た場合,「共生舎」という施設の発想がめにとまった。

・・・ほかの作業所では,(知的ハンディをもった人たちに対し)口じゃなくて
 手を動かせと教える。学校もそうだ。しかしうちはそうじゃない。
 どれだけ新聞を読んで,テレビのニュースを見て中身を理解させ,
 どれだけ世の中のできごとをわかってもらうか。世の中との折り合いは
 そこからしかつかない。

単に「通り魔殺人」ととらえられてしまった,浅草事件。
帽子男の発言の(証言の)とらえどころのなさや矛盾を,裁判所は
いっけん「ふつう」に見えるが「知的ハンディ」からくる社会性のなさ
としてみとめなかった。

今の子どもたちの社会性というものをとらえなおす時期がきている
そんな気がする。
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# by KATEK | 2005-08-12 05:51
今朝は,相方が,しらす大根のしょうゆがけをドレッシングにして
新鮮なからし菜と鶏肉,ほか各種野菜をたべた。
しらすがほっくり新鮮だったことも,おいしさのひとつ。
大人の味。
わたしは辛いものが苦手で,からし菜はおいしいが故にきつかった。
それにしても,相方が仕事の休みの日は,極楽だ。

わたしはいわゆる「フェミニスト」ではなくなってきた。
何年か前までは,かたくなな人だったかもしれない。
今は楽しくて楽ならいいと思うだけ。
もちろんそれはお互い様の話だけれど。

さて,今日も暑かったが,これからケイト・ブッシュでもきこうか。
確か10代で『嵐が丘』というアルバムを出し,かなりの賞賛を
集めた女性ボーカリストだ。
イギリスの音楽界の中でも,名をはせた人たちが,アルバム作成に
関わっている。

わたしは,イギリスやアイルランドなどの女性ボーカルが好み。
その話しは,またの機会に。
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# by KATEK | 2005-08-11 21:01
山口創 『子どもの「脳」は肌にある』 光文社新書 を読んだ。
どこまで「共感」してしまっていいのか,まだ判断がつかないが
ともかくおもしろい。

 「ジェームズ=ランゲ説」
 ・・・人の感情が生まれるためには,まず内臓や筋肉のわずかな収縮が
  おこることが必要。
  (内臓と皮膚・体壁系と著者は言い換えている。)

 ・・・共感が生まれるためには,相手の表情の模倣が必要不可欠である。

 「ワロン」の説
 ・・・身体による理解や表現が,イメージや言語というものを形作っている。
   相手が身体でもって「する」ことが,自分の身体に染み込み,
   染み込んだものが再びこの自分の身体の「する」ことへとつながっていく,

 ・・・人を思いやる気持ち
   「共感」・相手の立場にたって考える「役割取得能力」
   他者のことも考えて行動する「向社会的行動」などが混じり合っている。

   真の共感というのは,「身体的共感」ともいわれるように,相手の情動を
   身体レベルで深く感じることである。
   
   つまり,自分の身体が相手の身体におのずと反応してしまい,いつのまにか
   模倣している。

   表情の模倣が現れてこそ,本物の共感が生まれている。

   筋肉が慢性的に疲労していると,その緊張した部位への感覚に気づくことが
   できなくなったり,現実がゆがんで知覚される。
   こわばったからだの筋肉パターンは正確な共振を妨げる。

などなど,からだと(特に内臓・皮膚→内臓は体の内側にある皮膚だといわれる。
東洋医学でも同じ発想をしている。)感情の,あるいは知とからだの関係が,
非常に深いこと。
むしろ,体の皮膚感覚(触覚など)をとぎすませていくことの重要性についての
指摘は新鮮だ。

以前,三砂ちづるの『オニババ化する女性たち』(だったっけ?)光文社新書を
読んですごいと思った後で,田中美津の三砂批判を読んで,「あぁ,なんたる
うのみ」と反省したことがある。

この山口創氏の話も,実験してみることにしたら・・・と思う。

なお,この山口創氏の宗教的背景をどう考えるかは,各自のご判断で。
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# by KATEK | 2005-08-11 06:27

「けつつ」とは?

「けつつ」とはなにか。
ネットをみていたら「ヨシエさん」もこいしくなってきた。
どちらも漫画『気分は形而上』に出てきたキャラクターだ。
詳しくは以下。
http://www.gmken.com/monthly_gmken/2001_02/manga.html
パソコンの使い方がいまいちなわたし。
引用はどうやるの?URLのコピーと貼り付けは?
まるで,「ヨシエさん」
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# by KATEK | 2005-08-10 13:48

「けつつ」との出会い。

昔,電車の棚からよく漫画をひろってきた。
そこでであった「けつつ」。
親近感を覚えることがおおかった。

バブルがはじけてからすっかり棚の漫画も減り
しかもサリン事件以降は,「危険物等」はおかない約束に
なってしまった。

今やけつつにであうことはない。
あの漫画に出てきたさまざまな女性たちよ,どこへ消えたのか・・・

ぶざまだけれど,いとおしい・・・人間。
懸命に,楽しくぶざまにやろうじゃないか。
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# by KATEK | 2005-08-10 05:30