日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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<   2010年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ほら また

いわゆる年度末というのは,なんだかせわしないものだ。
あっという間に3月は終わってしまった。

先日相方と彼の父母とのねぎらいに,温泉にいってきた。
伊豆の下田。
暖かいだろうと思って1ヶ月前くらいに予約したのだが,
とっても寒くって,道歩きを楽しみにはあいにくの条件だった。
これも,少しばかり疲れの原因かな?

でも,だいじょうぶ。だいじょうぶ。
なんとかなるさ。

明日からの新年度は,わたしにとってはひとつのかけのようなもの。
「弱くて,のろまで,失敗が多いし休みも多い」
という一種の個性がこの社会の「すべり台」をころげおちる要素。
弱くても失敗が多くても,それでもやていけるってこと,
実証しなくちゃ。

まぁ,とっても恵まれた労働条件に守られていながら,こんなこと
いえる立場ではないけれど,感情労働という労働の性格上
たいへんな面もあるから。

また東京新聞。けさのことばから。

  土筆も かたくりも
  山百合も
  ほら また 去年の場所で
  芽を出している

        「春の庭」 高野喜久雄

同じコラムにこんなことばも紹介されている。

  忘れられても忘れず
  間違われても間違わず

いいなぁ。
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by KATEK | 2010-03-31 18:08

今日は・・・ボケの花。

今日見つけたものは・・・
ボケの花。
白から紅色までのあいだの淡い色が開く。
この絶妙な色合い,大好き。

色でいえば,
1週間前くらいかな。
黄色の花の木が,重なって見事だった。
エニシダとミモザだと思うのだが遠くてはっきりしない。
でも同じ黄色でもちがうんだなぁと感心した。

耳のほうは少しよくなったみたい。
聴こえ方もましだし,朝は痛かったのに今はOK。
(ただ反対の耳に不安が・・・痛くなりそうな予感)
だるいしなぁ,職場にいくと仕事見つけちゃうし,
周りを見ているとちょっとイライラするし,いいような
悪いような・・・といったところだ。

こんなときは!
『うんちしたのはだれよ!』がいい。
色鉛筆で書かれた主人公のモグラの反応が抜群!
最近はポップアート化?つまり「飛び出す絵本」にも
なっているけれど,あれはいまひとつかな。
ただの絵本がおすすめ。

明日は天気が悪そう。
早く寝ようっと。
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by KATEK | 2010-03-17 18:53
むらさき大根(?)の花を見つけた。
とうとう本格的な春なんだ。

昨夜は寒気がするので,いやーな予感がしていた。
朝,起きたら右の耳が痛くてまるで水が入っているような
音の聞こえ方になっている。
あー中耳炎だぁ・・・

と,今の時期はずいぶんと混んでいる耳鼻科にいって
見てもらったらやっぱり当たり。
待合室で子供の泣く声が耳に痛いし,泣きっ面に蜂。
(この慣用句,最近使ったばかり?)
痛みは今日中におさまるそうだが,耳の違和感は
2週間は続くらしい。

もらった2週間分の薬は飲み薬7種類・耳にさす薬など
いれて9種類。
これこそ,馬に食わせるほど,の量。
いつも飲んでいる薬を入れると・・・
近未来の食事か?と思ってしまうほどだ。

ところで,今年異動してしまうお世話になった同僚に
絵本を贈ろうかと思っている。
リストアップして最終候補に挙がったのが,

・『きみは太陽のようにきれいだよ』
・『ルピナスさん』

この2冊。

『きみは・・・』のほうは
おじいさんとおばあさんのお話。
村のダンスパーティーに誘うおじいさんのことば。
あぁこんな風に夫婦していたいなぁと思ってしまう。

『ルピナスさん』は
世界を美しくするにはどうしたらいいかと考えた
女性の話。
童話の絵,その色もまたすてきなんだな。

悩むなぁ。

先日半年前くらいに子供ができた友人に贈った
『おそばおばけ』は好評だった。
谷川俊太郎としりあがり寿のコラボ。

いい絵本に出会うのはちょっとした宝物あつめだ。
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by KATEK | 2010-03-16 15:11

須賀敦子さんの呼吸

ここのところずいぶんと更新していない。
仕事もそんなに忙しいわけではないのに。
でも人事異動や仕事内容の変化に合わせての
気持ちの問題とか,気ぜわしくはある。

もっとどーんとかまえていられたらなぁと思うこの頃。

録画しておいた須賀敦子さんに関してのドキュメンタリーを見た。

恥ずかしながら,須賀さんが本を書き始めたのがずいぶん
お歳をとってからのことだったこと,知らなかった。
文章はみずみずしく,歳を感じさせないものだったから・・・
(と,あとから理由付け)

いつも自分に「ぴったりあう靴」を探して,
(どう生きていくか,亡くなるまで問い続けて)
いらしたのだということは,今のわたしには力になる話。

とても活動的だったということは,本からはわからなかった。
(といったって,まともに須賀さんの書かれたものを読んでいないから)

ひとつ番組を見ながらはっきりしたことがある。

須賀さんの文章の美しさには定評がある。
わたしも文章の中から伝わってくる匂いのようなものは,
感じていた。
でも,本当のところ須賀さんの文章,わたしには読みにくかった。

テレビの中で朗読されていた須賀さんの文章を聞いて,
これだと思った。
文章の区切りがとても長いのだ。
目で追っていくと,なんだか印象がばらけていくものが,声になって
聞こえてくるとテンポがよく流麗で頭の中に入ってくる。
わたしにとって,須賀さんの文章は声に出されて初めてわかるもの
だということ。
わたしの文章の呼吸と,須賀さんの呼吸はずいぶん違うのだ。

須賀さんの文章は既に詩だと,誰かがいっていた。
そうなのかもしれない。

わたしの頭は説明文のような無機的なものに慣れているから,
頭の回路をかえないとならないんだ。

わからないのに,須賀さんの生きた途を少し知ったら,
とってもその書かれた頃の生き方に照らして本を読みたく
なってきた。
でも,いまはやっぱりまだだ。
いつか読みたい。
イタリアにもいって坂や路地を歩いてみたい。
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by KATEK | 2010-03-14 21:27

あぁ肩こり・肩こり。

なんとまぁ,雪が降ったのだ。
寒い寒い。
膝の痛いわたしは,すべったらいけないと
ひやひやもので,そっちのほうで肩が凝ってつらかったり。
泣きっ面に蜂。

肩が凝るのはもうひとつの理由がある。
美術部でやっている皮細工。
まはってしまって,毎日のようになにか考えるか
作っている。
(家でできるように,少しばかり道具も買ってしまった)

買い物に行くと,革製品にばかり目がとまり
ふふーん,ここはこう縫ってあるのかとか,これでいくらかな?
なんて皮算用してみたり。

ともかく皮を切って,色を塗ってと,いくつもの工程をへて
物ができていくのは楽しい。
ただ,美術の先生や生徒達はテキストにそったものを
きちんと作っているのに,わたしだけインスピレーションで
作っていて見本なしなので,みかけはちょっと・・・

義理の父にあげようと思って作ったベルトに通せる
ケータイ入れ・机の上に立てても置けるしかばんに
下げて持ち運びできるめがね入れ(老眼鏡には必須)・
ペンが1本だけ入る首からかけられるペンケース・・・
なんて感じ。

今度の課題はファスナーを使うこと。だからみんなは
財布を作るのだけれど,わたしはたまご型のバッグを
作るつもり。
片面は赤と黒の皮を縫い合わせて,裏は青にする予定。
きれいにぬれるかなぁ。
まぁゆっくりいこう。

4月からは陶芸になるので,そっちもやりたいし。

ところで,前回のエントリーで自分に「勲章」をあげられない
と書いたけれど,この「勲章」は叙勲式の勲章でもないし,
戦果をあげた勲章でもないので,お間違いなく。
幼稚園生が自分のために作ったようなものと同じ。
誇らしげに自分を飾ることができない,ほめられない
とそんな感じ。

今,あちこちで卒業式のシーズンだけれど,
人は一人では生きられない,多くの人に支えられて今がある,
なんてけっこう簡単に言っている。
ほんとかなぁ?
わたしなんかすぐに,人の支えてくれた部分を忘れて
悲観してしまう。
そもそも自分の高校生だった頃,親のありがたみは感じていたけれど,
他の人の恩なんて考えもしなかった。
高校の教員なんて・・・とかえって足蹴にしていた気がする。

反貧困で闘う湯浅さんがいう「溜め」の部分。
人間的つながりの希薄さ,これとぜんぜん違う話ばかり。
なんだか変だぞ。

疲れてきたのでおしまいです。
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by KATEK | 2010-03-09 21:36

高頭さんの涙

ひな祭りの日。
この頃,年中行事というと食べ物を売るという行為に
結びついてしまって,なんだかふわっとした感じに
なれない。
斜めすぎるかしらん?

まぁ今日の本題は,ひな祭りじゃないので。

NHK「クローズアップ現代」で,イラクにボランティアに
いっていた高遠さんの6年というのを放送していた。

今井さんとか,高頭さんとかイラクで拉致されて,
日本に帰ってきたら「自己責任」バッシングされた。

(そのあと,ただただ処刑されるのを待ったケースも
あったことも忘れられない。)

6年した今,高遠さんはイラクには入らず,レバノンから
イラク支援をしているという。
日本国内で講演をしているという話はよく聞いていたから,
もうだいぶ元気になったのかと思ったら,そうではなかった。

あのころ自殺まで考えた高頭さんは,未だに当時のことを
語ると,涙が出てしまうようだ。
そして日本での講演には恐怖がつきまとうという。
高頭さんを支えてくれたのは,イラクの人たちだった,
そう彼女は語った。

6年。
あれだけの大きな傷を負ったのだから,6年は長くない。
きっとまだまだ痛み続けるだろう。
ここからではなにも支えになれないけれど,
どこかからいっぱい元気の元,愛情・笑顔・信頼,そんなものを
もらって!取り戻して!

こころの痛みがなくなってくるにつれ,こんどわたしに
やってきたのは,嫉妬だったり,嫉妬だったり,不安だったり。
わたしはわたしと,自分の「勲章」を掲げられない。
手を抜いて,らくちんにできてしまう人・それでもみんなから
愛される人,なんかに対して,偉いなぁ・すごいなぁ・・・と
思う反面,じゃあわたしはなーに?
とまたリピート。
この話だって前回したのに。
やだやだ。
もうおしまい。
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by KATEK | 2010-03-03 23:41