日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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<   2009年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧

つるべが落ちるよ。

仕事の帰り道。
いつの間にか暗くなっていた。
秋分の日も過ぎたのだから,当たり前といえば当たり前。
でもちょっと・・・
わかっていても寂しい気分になってくる。
途中でよった図書館の明かりがありがたかった。

今日は画集を借りてきてしまった。
重いのになぁ。

山下菊二の絵。
丸木スマの絵。

山下は社会派の画家で,狭山事件にもずいぶんいれこんでいた。
丸木スマはあの「原爆の図」ら一連の絵で有名な丸木俊のお母さん。
スマの絵はきれいで素朴で幸せな気持ちを作ってくれる。

2週間,できるだけゆっくりこの画集をながめたい。
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by KATEK | 2009-09-29 22:14

西島秀俊ファンです。

わたしは西島秀俊が大好き。
「ユリイカ」(だったっけ?)に出ていたころの,長い髪の青年だった
彼もいいし,30代半ばになってすこしばかりしわのでてきた彼も
またいい。

映画『休暇』をみた。

西島さんは,死刑囚の役。
刑務所で絵を描いて日々を送っている。
この死刑囚がなにをしたのかもわからないし,気持ちも考えも
あまりみえてはこない。
最後に絞首刑になる。

小林薫が扮するのは刑務官。
死刑を執行したり,死刑囚の監督・世話をする仕事。
歳をとってからの結婚が決まり,結婚式のあとの休暇をとるために,
死刑執行のときの一番心理的負担の大きい役を引き受ける。
絞首刑になった囚人を下で支え,心臓停止するまで
あばれたりしないようにするのだ。

死刑囚と死刑を執行する人たちの現実・・・

もちろん,小説の範囲内の話で本当のこと・現実にどこまで
くいこんでいるのかはわからない。
でも,死刑制度のあるこの日本という国に住み,
裁判員制度などというものが導入されてしまったうえには,
こういうことがあるんだってことは,頭のどこかにあったほうがいい。

そういえば,森達也が書評で紹介していた本がある。
けして「いい本」として紹介するのではないと念を押して。
『私たちが死刑評決しました。』(ランダムハウス講談社)
カリフォルニアで行われた裁判で,いかに簡単に死刑の評決が
くだされたか,という話だそうだ。

映画『休暇』で死刑執行前に説教をする場面が出てきて,
死の前で宗教なんて・・・と思わず感じてしまった。
(死刑囚が望むのならまた別だし,人間に向き合うことばなら
また別だとは思うけれど)

人の死って,もっともっともっともっと重いことだって思った。
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by KATEK | 2009-09-28 20:35

山からの贈物

たまりにたまっていた新聞を,まとめて読んだ。

東京新聞 けさのことば より

  山にありあまる季節のものを
  遠く都の人におくりたいが
  おくらうとすると何もない

       「山からの贈物」高村光太郎

何もない
が,いい。
山にありあまるもの,
贈れないからいい。

あぁ,
山に行きたいな。
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by KATEK | 2009-09-27 19:04

怒りの喜び。

仕事をしている時,怒りを覚えることはよくあった。
具合の悪かった時は,人が笑顔でいることすら苦痛で,
それが怒りになった。

今も仕事仲間に対する怒りは爆発しそうになることもある。

でも,最近ふっと思うことがある。

  今のわたしは怒れるんだ。
  自分に怒りを向けずに,きちんと相手に怒りを感じることが
  できるようになったんだ。

そう思うとうれしくさえある。

とどのつまりは自分が悪い,そうとしか思えず,怒りを感じなくなって
いた頃のことをまだ忘れていないから。

なんでみんなそんなに怒っているんだろうと不思議にさえ思って
いた,そんな時期。
人はわたしを温和だと思いこんでいた。
ただ怒ることができなかっただけなのに。

怖くて怒れなかった。
そんなこともある。
たぶん見捨てられ不安から。

今はある意味,自分の気持ちに正直になりつつある。
だから摩擦が起こる。
アサーティブなんて技法じゃなんにもならない。
自分だけの方法で越えていかなければならない摩擦。

わたしは不器用な人間だ。
果たして越えていけるのだろうか。
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by KATEK | 2009-09-25 23:21

笑顔でいること。

仕事。
辞めてもいいかなって,最近ときどき思うことがある。

わたしがもっと家の中のことに力をそそいで,ていねいな
生活をすれば,わたしのからだも相方の気持ちもいいほうに
動くのかな,と。

気持ちがビンビンになって人の3倍も働いているなんて,
そんな働き方をしている相方に,仕事なんかやめちゃえ!って
いえたらいい。

でも,今のわたしには彼を養っていくこと,老後のことを
なんとかすることはたぶん無理。
だから,わたしがこんな浪費家じゃなくなるようにして,
静かに静かに暮らせばいいのかなって,思う。

今ある山のような本を読んで,わずかな植物を育て,
もっともっと住み心地のいい家をつくること。

わたしが長い病からとりあえずの脱出をしてから,
相方のこんなことばをよく聞くようになった。

「ぼくは君の考えていることがわからない。」
「君が何を考えているのか,どう感じているのかわからない。」
「君とどんどんすれ違ってきている気がする。」

具合が悪かった時は,きっとずいぶん相方ががまんしてきて
くれたのだろう。
言いたいことも言わず。
その時はわからなかったけれど,今はありがたいと思うばかり。

わたしがとりあえず元気になってきたら,
やりたいことをさきまわしにして本を読んだり,ビデオを見たり
して,ちょっと怒りっぽくなって・・・
そんなわたしをみているのが苦痛なんだろう。

やりたいことをやると,疲れてしまうことがまだまだ多いから。
疲れなくともいいのに,疲れているわたしを見たくないのだ。

ともかく笑顔を見続けたい。
たぶんそれが相方の思い。
そうできないわたしはなんなんだ・・・

心理学的に答えは出ていても,わたしのこころの答えはでない。
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by KATEK | 2009-09-25 18:22

砂漠を歩く。

箱庭を作ってきた。
今は第二期といっていいだろう。
最初は一人静かに,安全な場所を見つける旅だった。
ただただじっと,気持ちのいい場所を探すことに終始した。

ここ二回は,わたしらしき人物が動き始めた。
安全そうな場所もあるけれど,でもそこを目指してはいない。
今回は道の指し示された砂漠をシマウマと歩いた。
はるかかなたには,大きな壺。
何が入っているのか,わたしにもわからない。

ともかく動き始めたのだ。

ところで,夫婦ってなんだろう?
お互いの幸せってなんだろう?

同居人のような夫婦もいるだろう。
役割分担に意味を見出しているか,あるいはしかたないと
割り切っている夫婦もいるだろう。

お互いに相手を大事にしようとするあまり,お互いが縛りあってしまう
この哀しさはなんだろう・・・

もちろん夫婦(だけではないけれど)として生活する以上,
お互いの責任はあって当然だし,愛情だけではすまされない
部分はたくさんあるだろう。

わたしだけが自由を手にしている,好きなことをやっている,
それはたぶんかなり本当だろうけれど,でもそこに罪悪感を
感じたくないわたしがいる。
でも,相方がわたしの自由度を指摘する時のまなざしが,
わたしにとってはつらい。

ときどきふっとわたしなんかいなければいいのかな,
なんて感じてしまったりもして。
わたしが相方の足かせになっているのなら。
わたしのために,ということを優先するがゆえに,相方が
犠牲になっているのならば。

今日のわたしは姿をくらませたい気持ち。
一人で稼いで食べていけるのなら,いっそどこかに消えたいような。
でも,からだに自信のないわたしはただただここにいる。
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by KATEK | 2009-09-24 21:41

漢方の考え方の魅力

夕方の風がずいぶんと涼しくなってきた。
ススキとお月様とお団子の季節。
(なんと単純!!)

更年期障害やらなにやらを漢方で乗り切ろうと,
ここのところ自分自身でも漢方の考えかたや,漢方薬の
内容やらにはまっていた。

先日,やっと漢方専門のお医者さんにみてもらって,
すっきり。
ちょっと自慢になるけれど,今もっている自分の体の
疑問をメモしてもっていったら,
「よく勉強なさっていますね。お医者さんですか?」
と聞かれてしまった。

ずいぶん前にその先生にかかったことがあるのだけれど,
はっきりいって,その時はあまり説明なしで漢方薬を
処方されただけ。

今回はからだの現状の見立てと,どこから攻めていくかの
攻略方法と,薬の組成の説明とすべて説明してくれて,
おまけにどの薬を使うか,私が納得するまで相談に
のってくれた。

とっても満足。
これからの見通しが立ったし,なにしろ相談しながら
決めたというのがうれしい。

漢方の理論的な考え方は知ればしるほどおもしろい。
中国の「寒傷論」までは難しくて勉強しきれないけれど,
その入り口までいくと魅力はおおきくなる。

もう少し漢方にはまっていそうだ。
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by KATEK | 2009-09-21 00:15

気にしない方がいい。

いつの間にか秋。
今晩もコオロギの声が澄んでいる。
いい感じ。

洋ナシが出始めた。
今年はオーロラという品種が真っ先に店頭に。

柿も小さいのがでてきたし,リンゴも元気そうなのが
やっとおめみえ。

『幸福を科学する』なんて本に目を通していたら,
けっきょくはおおざっぱな,言い換えればアバウトな人のほうが
幸福感を味わえるんだなとわかったくらいで,
さして収穫なし。
(もともとそんなに期待していなかったけれど。
授業にも使えそうな部分なし。)

でもアバウトであることのよさっていうのは,
判る気がする。

そんなことから相方のことを考えると,心配が多い。
たぶんわたしのアバウトなところにもカチンとくるだろうから,
世間様の間では,もっとバシバシきているだろう。
長生きはして欲しいけれど,でもそれより彼自身が幸福感を
感じて生きる日がいっぱいあればそのほうがいい。
メタボだって,運動不足だって,タバコをすっていたって,
幸せをいっぱい感じて日々を過ごしてほしい。

なんて・・・
とってもとっても私的なひとりごと。
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by KATEK | 2009-09-13 22:57
コオロギの声がいいですねぇ。
静かな夜です。
でも,けっこう派手に『千と千尋の神隠し』のサウンドトラックを
かけて聞いています。
なんだかまた見たくなってきました。
『崖の上のポニョ』は唯一,宮崎駿の作品で見ていませんが,
これはなぜか見る気にならず・・・

あぁ・・・
復帰訓練を始めてずいぶん季節が回りました。
繰り返した季節もあれば・・・
長いなぁ。
つくづく思います。

復帰してから1・2年ががんばりどころ。
そう,親しい人からいわれていますが,もちろんそんなことは
わかっていて,でもそう思うこと自体が今はきつい,
そんなところです。
たんなる不安,なのですが。

授業はなんとか楽しいし,授業作りも楽しいし,
仕事っていいなと思います。

あぁもっと軽く生きなくっちゃ。

野菜が高いので,昨日と今日はツルムラサキのおひたしを
いただきました。
2日ぶんあって,150円也。
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by KATEK | 2009-09-09 19:51
たいしたことも書かずに,夏休みはあっという間に
終わっちゃいました。

世の中,ずいぶん大きなできごとがおこっているようですが,
テレビの前で,相方と文句を言うくらいで,これという
アクションもおこさず,日々が過ぎていきます。

生きているってことで,十分だって。
ほんとに。

見たい映画があっても,それを見て疲れてしまって
それでわたし自身が幸せかといったら違うみたいだし,
もっと本を読んで最新の知識を取り入れなくちゃといって
疲れてしまったら,それもまた不幸なこと。

できることやっていても,もうそれでせいいっぱいなんだから,
もうそれでいいんです。
明日,職場へいければいいんです。
生徒と話す元気さえのこしておこうとすればいいんです。

だから,ブログはサボりっぱなしです。
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by KATEK | 2009-09-06 17:41