日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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<   2009年 01月 ( 11 )   > この月の画像一覧

ブルッフの音楽

からがのなかに風が吹いた。
ひろーい麦畑か,丘の上に吹く優しい風。
気持ちをつつんでくれるようなやさしくてさわやかな風。
それはブルッフの曲から流れ出してきたもの。

相方が何気なくかけてくれたCD。
今日はブルッフの「クラリネットとヴィオラのための作品集」。

あぁいいなぁときいていたので,あとで誰の曲かわかった。

クラリネットもヴィオラもどちらも好きな楽器だから
なおさらのこと。

ジャケットのおびのところには「晩年の心の歌」とある。

「ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ へ長調」
CDの最後の曲で,こんなに優しい感じをもらった。

あんまり音楽を知らないし,有名な人や音楽にいたっては
ほとんど無知。
だからもっと「いい曲」もあるのかもしれないけれど,
いまのわたしにはブルッフのこのCD。

死ぬ間近にこんな歌が作れたんだ・・・
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by KATEK | 2009-01-31 18:32
書けないかもしれないなんて言っておきながら,
もう次の日にはこうして書いている。
朝三暮四もいいところ。

空安さんのブログを読んでいて,ふっと思ったことが
あったから。

野口体操の先生に,当分レッスンには行けないとの
葉書を書いたら,お返事が来た。

「息をしないと生きられませんよ。
楽しくなくては生きていてもつまらないですよ。
息をふかーくして・・・」

ともかく呼吸してくださいというメッセージ。

ありがたいばかり。

何も手につかないときは,ずっとふかーく呼吸していればいい,
そんなこと忘れてた。

ゆっくり・ゆっくり,はいて・はいて。
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by KATEK | 2009-01-30 17:51

休もうかな。

ちょっとお休みになるかもしれません。
このブログ。

ウーン。
心の風邪がこじれてしまって・・・

ボケのつぼみがつき始めました。
馬酔木のつぼみも。

ちょっとだけしか五感が働きませんけれど,
春は感じます。

なんだかちょっときつめです。
これからどうなるか・・・
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by KATEK | 2009-01-30 00:22

切り干し大根の威力!

ブログなんて見る気もしなかった。
ここ数日。
なーんにもしたくないし,できない感じに支配されて。

まぁこの気分がガラッと変わってしまうことのほうが,
本当は怖いのだ。

春は徐々にやってくるのがいい。

今日はベートーベンのバガテルを聞いている。
ブレンデルの演奏。
長い曲を聞くのはしんどいけれど,バガテルはいい気持ちで
聞ける。

最近の一押し情報は,切り干し大根の使い方。

前まで切り干し大根は,洗って水に浸しておいて,それをしぼって
使っていた。
使う分だけしかもどさなかったし,戻し水も捨てていた。
戻す時間も几帳面に数分。

ところが,
・切り干し大根は一袋一度に使う。
・さっと洗ったら,ひたひたに浸るくらいの水につけ
 タッパーにいれて放っておけばいい。
・煮物にする時は,戻した水をそのまま使えばいいし,
 甘酢づけみたいにするなら糖分なし,酢としょうゆだけで十分。
なんてことが判明。
この戻した水をなめたら甘いこと甘いこと。
煮物があっさりつくれて申し分ない。

もちろんパリパリ感を残すなら,早めに水を切ったほうがいいけれど,
あとは入れっぱなしでいいのが便利。

これからは乾物に注目ってところかな。
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by KATEK | 2009-01-25 13:53

立派な若者なのだった!

春が近くなってくると,大貫妙子の歌がなんとなく
聞きたくなってくる。
いまもそのCDをかけながらパソコンのキーをうつ。

からだと気持ち,ほんの少し,上向きかげん。
うれしい。
からだを動かしてみたいな,と思える瞬間がでてきた。

背伸びがいい気持ち。
こんなことがうれしいことであると思うと,
生きてることが立派だって気になってくるからおもしろい。

帰り道,駅の階段を下りるときのこと。

高校生がおばさんを挟んで,ゆっくり階段を下りている。
二人はおつきあいしているはカップルらしい。
とっても心配げに,ゆっくりおばさんを誘導。

どうやら階段をおり始めたとたん,おばさんは心臓が
ちょっとトラブルをおこしたようだ。
胸を押さえて「大丈夫です。ありがとう。」と繰り返し
言っていた。

何駅かで降りるというのを聞いて,女の子のほうが決断。
「わたしもそっちの方向に帰りますから,いっしょに行きます。」

男子のほうはきっぱりその彼女とわかれ,別のホームへむかった。

これからデートって感じだった二人。
偉いなぁ。
とってもおばさんのことを心配している二人の様子。
こんな顔を高校生もするんだって思ったら,
明るい気持ちになってきた。
(わたしもちょっと口出ししたけれど,最後まではつきあわなかった。
高校生は元気なのだ。うらやましいほど。)

夕方の西の空は,フランドルの画家たちが描いたような
色の重なりをみせてくれていた。
厚みのある・重厚感ある雲。
今日のわたしへのプレゼント。
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by KATEK | 2009-01-19 19:50

夕焼けの美しさに。

雨が降り出しそう。
こんな日はちょっと苦手。

雑誌というかお知らせというか『湧』という31ページ
ほどのものをとっている。
隔月で発行。

森谷さんという人の文章の中に,
星野道夫さんのことが書かれていた。

>その時に僕が思い出していたのは,写真家の
>星野道夫さんが書いていたある文章でした。
>たとえば涙が出るぐらいきれいな夕焼けを
>一人で見たあとで,その感動を恋人にもっとも
>よく伝えるには自分が代わることだと,星野さんは
>書いていました。その感動によって自分自身が
>このように変わったのだという姿を見せるのが
>一番伝わる方法なのだと。

夕焼けを見て,自分が変わる。

星野さんの追いかけていた自然というのは,わたしが
普段見ているものより格段にスケールの大きなものだろう。
でも,ここにいながら,毎日の日常を暮らしながら
出来ないことでもない,かもしれない。

そんな夕焼け,夜の月,朝のすがたにであえるだろうか。
わたしに変わるだけの何かをくださいと,
そっとお願いしてみよう。
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by KATEK | 2009-01-18 16:33

春が香った日。

外に出たら,春の香り。
うれしくなった。

この春の香りの正体はなんだろう?
紅梅・白梅がもう咲き始めているから,この香りも
その一部なのかもしれない。

でも,それぞれの季節に土の香りが関係している,
そんな気がしてならない。
土の香りの実態はわからないのだけれど・・・

職場に行くこと,そこで何かをしてくること,
それと家事をすることのバランスがうまくとれなくなってきた。

職場からもらってくる,それはたぶん生徒からもらってくる
ということなのだけれど,そのもらってくる元気が最近
あんまりなくて,ないというよりマイナスに計上されていて・・・

わたしはこの仕事がやっぱり好きなんだと,
はっきり言い切れるようになったと思った瞬間,
もうそうではなくなっていた。

相方の笑顔を見ていることが,ただただ幸せ。
相方が作ってくれる料理を食べている時が,ほんとうに幸せ。
わたしのことをなんだか楽しげに見てくれるときが幸せ。

こういう幸せだけを求めていたい,
そんなふうに思ってしまう。
それじゃいけない気もしながら。

日中,誰とも話さなくても,外に出て木の様子を見て,
風の香りをかいで,あとはいままでできなかった片づけをして,
相方と暮らして・・・
それだけでいいような思いでいる。
今のわたし。

なにも考えないでいていい。
質素にお金をなるべく使わないで生きていく。
図書館でときどき本を借りてきて。

ダウンサイジング。
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by KATEK | 2009-01-17 21:46
我が家のサッシの向こうから,やっと日差しが
届いてくれて,いい朝。

朝風呂にも入ったよ。

かかとにもクリームをたくさんぬってお手入れ
完了。

今日はゼラニウムの香りのする乳液を顔に
しっかり塗っていい気持ち。

大きなリンゴを半分食べた!
いつもは朝の食事として,いいかげんに食べていた
くだもの。
今日のジョナドールドはたまらなくおいしかった。
甘くてすっぱくて,このままパイにのっていそうな味。
リンゴ全部がそんな味じゃなくて,どっかの部分
だけだったみたいだけど,「いただいてる」って
そう感じた。

相方さんは気持ちよさそうに眠っている。

なんといってもいい朝。
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by KATEK | 2009-01-11 09:20

へんなひらめき

サザンカの花がここのところずーっと,目を楽しませてくれている。

化学合成物質をからだのなかに大量にいれるようになって,
気づいたこと。

「きれいだな」「なんてすてきなんだろ」と,シャッターをきるように
感じていた感覚がきえ,いつのまにか道を通り過ぎてしまって
いるのが普通になってきた。

鈍重な感覚。
いいものか,悪いものか・・・

歩く速度はめちゃめちゃ遅くなっているのに,感じることが
少ない。

でも今日は,この寒さのなか,もう少し・もう少しといって
あんがい長い道を歩ききれたのは,我ながらえらい!
励ましてくれる一番の味方は,わたし自身だから。

本を読んでもさっぱり頭に入ってこない。
「これじゃだめだ」って情けなく思っていたのだけれど,
今日はひらめいてしまった。

今のわたしの頭の動きでわかるような授業展開の仕方が
ちょうどいいのかもって。
これは不幸中の幸い。
来週の授業では,そのひらめきがいかせたらいいな。

明日は晴れだそうだ。
やったー。
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by KATEK | 2009-01-09 20:14

満月を浴びる

あぁ,本も読めなくなってしまったんだ・・・
と,さっきまで意気消沈していたわたし。

本が読めないこと,パソコンを開く元気がないこと,
出来ないことばっかり考えてしまって,なおさら
苦しくなってくる。

でも,たぶん,この考え方はどこか筋違いで・・・

読める本はないかと考えてみた。

山尾三省さんの詩集を思いつく。



     雨夜

 森の中の 一月の 雨の夜でも

 満月の夜は

 ほのかに明かるい


 山の形が見えるし

 杉木立も黒々と 不思議な塔のようだ

 夜の全体が

 雨の音とともに ほのかに歌っているし

 満月を浴びているのだ


 森の中の 一月の 雨の夜でも

 その 千古のダルマ(法)を浴びて

 人類というものが 恢復してゆくのだ


              山尾三省 『親和力』 くだかけ社



「恢復」ということば。
神々しいような。

わたしの日々のつまらない,でも生きるには欠かせない
仕事のこと,からだのことが,どんなにちっぽけなことか,
そう言い聞かせてみる。

本が読めないことがそんなに大変なことなのか・・・
そう,とっても大変なこと。
頭が働かないと,仕事が出来ない。

でも,それが大変なことでありつつ,なんでもないことに
なるように,そう祈りたい。

一月の夜。


    
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by KATEK | 2009-01-03 20:51