日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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昨日,頼んでいた『うずみ火』という小冊子がどんと2年分送られてきた。
数年前になくなった黒田清さんの意志を受け継いで発刊された小冊子。

その『うずみ火』の代表の矢野さんの言葉。
>「黒田さんの原点は『一つ一つの家庭の幸せを大事にしようやないか』ってことだ。
>だから世の中を大上段からではなく,市井の人たちの暮らしから見つめ,ささやかな
>幸せを壊す戦争や差別を最も憎んだ。その姿勢を大切にしたい。

これからぼちぼち読んでいこうと思う。
一部300円。編集部の電話は06(6375)5561
大阪に編集部があるので,ローカルなことはわからないけれど,まぁいい。

ところで,秋になると聞きたくなる歌がある。
映画『誰も知らない』の挿入歌をうたった タテタカコさんの『そら』というCD。

      宝石

  真夜中の空に問いかけてみても
  ただ星が輝くだけ
  心から溶けだした黒い湖へと
  流されていくだけ

  もう一度天使はボクにふりむくかい?
  僕の心で水浴びをするかい?
  やがてくる冬の風に波が揺られて
  闇の中へぼくを誘う

  氷のように枯れた瞳で
  僕は大きくなっていく
  だれもよせつけられない
  異臭を放った宝石

  心からしみでた黒い空に
  今夜も星は輝くだけ
  やがてくる春の光
  息をすいこんだ

  氷のように枯れた瞳で
  僕は大きくなってゆく
  だれもみたことのない
  異臭を放った宝石


タテさんは今どんな音楽を作っているんだろう?
あたらしいものがあれば聴いてみたい。

わたしはどうやらドーパミンが過剰放出されているらしい。
アクセルの踏みすぎ。
ブレーキをかけなくてはならないそうだ。
明日から始まる2学期。
音もなく滑り出せたらいい。
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by KATEK | 2006-08-31 05:44

よわっちいな。

『野口整体 病むことは力』によれば,程度の差はあれ,人間は「型」からはいる
ことによって,集中力を高めてからだをいい状態にもっていけるという。

でもいまのわたしは「どっこいしょ」にも行き着かない感じ。
天気のせいだ!!!!!
と怒ってみましょ。

重い手で新聞を見れば,気になる記事がわんさか。
あぁ,これもメモしておきたいなぁとおもうのだけれど,なかなかエントリーまで
いきつかない。

東京新聞8月23日に切り取りしたものも,パソコンの横に置きっぱなし。
安倍氏の「再チャレンジ」という方針に異議を寄せたもの。
「再チャレンジ」しなくちゃならない世の中を作っているのは誰だ!って内容。
まさにそうだって思ったけれど,わたしは熱く語っていけない現状。

ということで,アメリカのカトリーナによって壊された街,ニューオリンズの報告も
気になるけれど,おしまい。

弱気でよわっちくなってるみたいです。
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by KATEK | 2006-08-30 10:47

カナカナの声を聞く

カナカナとセミの声がする。
たった一匹の細いかすかな鳴き声。
どうらや,マンションの敷地内の木にいるらしい。

ふと思う。
何年かかってうまれでてきたのだろう。
この夏らしくない夏だからこそ,生まれ出てこられたに違いない。
だけれど,生まれてみれば我一人。
声の限り鳴いたとしても,鳴きあってよってきてくれるセミはいない。
たぶんこの周辺どこにいっても。

何のために生まれてきたのだろう。

生きるため。

一匹であっても,生命の掟。

たぶん子孫を残すこともなく,まもなくあのカナカナゼミは死んでいくのだろう。

こうもりに食べられるか,
力尽きて地に落ち,蟻に引きずられていくか。

今日は鳴いてくれるだろうか。
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by KATEK | 2006-08-29 05:14

海の蠍

山下多恵子 『海の蠍』 未知谷 を読む。
副題は「明石海人と島比呂志 ハンセン病文学の系譜」。

まだ明石海人の部分しか読んでいない。
彼は,ハンセン病の治療薬プロミンが開発される前,不治の病を背負って短歌を書き
亡くなっていった。
島はプロミンが開発され,ハンセン病が治る病気となってからも,社会的には
多くの重しがのしかかったまま生きた。

なぜ,ハンセン病を背負った(らい)の詩人や歌人,文学者に惹かれるのか
私自身言葉にはならない。

わたしにとって伝えたいことは何か,
その一つの方向をさしてくれているのだろうか。
わからない。

いま自分の胸を引き裂いて,のぞいてみたくもなる。
けれどあるのは,血管にいろどれれたただの臓器。
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by KATEK | 2006-08-28 23:18

一等賞あたる!!

野口体操に行く道すがら,柳宗民?なんだか変だなと思っていたら,やっと
柳宗理だったというまちがいがわかった。
むかしっから,おっちょこちょいなんです。ほんと。

なんだか今日は道すがらの発見が多い日だった。
べつに発見じゃないけれど,うれしい出会いというか・・・

卓球のボールくらいの大きさのカラスウリがちょうちんのように並んでいた。
かわいーっ!
そのあたりはカラスウリがたくさん。
白い花はもうしぼんでいたけれど,網の目のような花びらの部分に触れた。
けっこうかたいんだ。
高いところにツルをはわあせているカラスウリが多い中,こんなに真正面から
見られるなんて珍しいんじゃないか知らん?

あとはブロック塀にはっていたツタの一種のきれいなこと。
これは口では表現できません。
緑・黄色・黄緑・オレンジ色それがなんとも微妙にばらばらにならんでいる。
葉っぱはもちろん規則的に二枚づつ向きあわせで並んでいるけれど,
色づきは,変則的。
だからきれい。
こんな服が着たいなぁとまた思ってしまう。

そして,なんと二枚あった抽選券でガラガラをまわしたら,一等賞があたってしまった。
まぁ近所のお店のくじだから,たいしたことはないけれど,
清里への日帰り旅行のペアセット。
その日は仕事でいけないから,親へのプレゼントになる予定。

野口体操では,逆立ちをしたら抱助(逆立ちする人に寄り添い,一種の壁の役割をする)
をしてくれた人が,わたしといっしょに倒れてしまった。
そこでのほめられ方。
「倒れ方がうまかったね。流れがきちんとあったから,うまく倒れたんだね。」
だった。
うん。これも良いことにしておこう。

とまぁ,かなり久しぶりの体操で疲れたけれど,いい一日だったようでした。
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by KATEK | 2006-08-27 21:31
元気が出ると,ついやりすぎてしまうのがわたしの悪い癖。

長年使っている壁にくみこみ式のエアコンの近くの壁が,とつぜん濡れ始めた。
こんなことに気がつくのはもちろん相方。
台所の頭上の棚にまで影響がでていた。

わたしなんぞはどうしていいかもわからないから,きっとすぐに電話で解決しようと
するところだが,相方は違う。
昨日は半日かけてエアコンの一部解体とさまざまな実験の繰り返し。
夜から試運転を続けている。

すごいなぁと感心するばかり。
水の流れるパイプつまりを直すため,ぺットボトルと掃除機とチューブを組み合わせて
吸引機をつくったり,まるで理科の実験。
生活と科学が結びつくってこうなんだよなと,一人で感心していた。

でも,助手も少しは疲れる。
ということで,昨日の2回のエントリーは予告に終わってしまった。

そういえば,昨日の朝にサラダを作ったのだが,おとといから使い始めた
柳宗民(?)の包丁がよく切れること。
すいつくように,野菜が切れていく。
いつもは何かを切るとき,包丁を引き気味にして使うのだけれど,この包丁は
あまりに野菜にくっつきすぎて引けない。
切れる包丁の使い方も,研究しなくっちゃ。
ちなみに,フォークやスプーン,ナイフも柳氏のデザインのものを愛用している。
安月給のときから,ふたりでちょっとづつ買ってきたもの。
いいものはやっぱりいいのだ。

昨日から読み始めたのが 金井省蒼『野口整体 病むことは力』春秋社。
野口整体の本も何冊か読んだけれど,これはとってもわかりやすい。

>腹が硬くなっているということは動かなくなっている状態,動けば軟らかくなるのに,
>何がうごかなくしているのかということ。腹が動かないということはなんなんだ,
>ということ。腹が硬いこと,動かないことってどういうこと?また背骨がこうなって
>いるってどういうこと?どういうこと?どういうこと?どういうこと?生きるって
>どういうこと?幸せってどういうこと?健康ってどういうこと?つまり「どういうこと?」
>と,徹底的に探求するのです。「腹硬いなぁ,もんどけ!」ということでは
>ないのです。

動きにくいとついマッサージでその場をしのぐわたしにとって,もう一度
自分のからだと感情とよく対話してみなさいと言われた感じがした。

さて,今日は手術以来はじめての野口体操に行ってこよう。
(野口体操と野口整体は違うものなので,あしからず・・・)
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by KATEK | 2006-08-27 07:23

効いたかな。

早乙女さんのおっしゃるとおり,薬は人によって効きかたがずいぶん違うのでしょうね。
おかげで夕べはゆっくり眠れたし,ひどい汗も少し引き始めた感じです。
脳内物質を西洋薬でコントロールするということ,いろいろな考え方がありますが,
まずは楽になることがいいようです。
朝から洗濯もできるようになっています。
今日はもしかしたら,もう一度エントリーできるかもしれません。
ちょっとうれしいです。
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by KATEK | 2006-08-26 08:53

眠すぎる・・・

からだのあちこちの不調に合わせて,新しい薬を飲んだら,眠くて眠くてたまりません。
頭もちっとも働かないし・・・
ということで,もしかしたらしばらくブログは書けないかも知れません。
お返事もまだできずごめんなさい。
今日はご報告まで。
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by KATEK | 2006-08-25 22:18
わたしは絵葉書や切手をあつめるのが好き。
季節がかわると,写真の絵葉書を必ず買いたくなる。
今日は青空に映えるススキの写真と夕日が木の向こうに見える風景の写真を買ってきた。

「天高く馬肥ゆる秋」にまでいってしまうとすがすがしいけれど,
今のような夏の終わりは,物悲しさが募る。
セミの声もピークをすぎて,ツクツクホウシが小声で鳴き出した。
ツクツク鳴く声も,気のせいか今年は元気がない。
みんな疲れちゃったのかなぁ。

わたしも疲れ気味らしい。
さっきは尾崎豊なんぞを聞いてしまった。
デビューしたての20歳前の歌は,軽い調子もあり,懸命さも伝わってきて,
とても気持ちがいいもの。
たぶん音楽としてのできもいいのだろう。
でも,わたしは尾崎が亡くなってから売り出された最後のCDを時々とっても
ききたくなる。
遺書に聞こえてくるから不思議だ。
デビューしたての頃の青春の悩みとは違う,行き詰まりを感じさせるなかみ。
精彩さにもかけるけれど,疲れてもいるけれど,でも何とか生きていこうとしている彼。
26か27かでなくなってしまったけれど,たぶん限界だったんだろう。

最近,高石ともやの歌っている番組を見た。
元気なおっさんだ。
そういえば,岡林はえんやこらやのあと,どうしているんだろう。
高石も岡林も,ボブ・ディランも,結局は伝統的なものや抒情歌や,
愛の歌に「もどって」いった。

尾崎には戻るところがまだ見つからなかったのだろう。
そりゃそうさ。まだ20代だもの。
でも,この頃の苦しみは,忘れない。ちっぽけな栄光も忘れない。
それから先,時間は飛ぶようにいってしまうから。

昨日はP.P.Mなんかも聴いてしまったりした。鼻歌まで歌って。

なんだかちょっと弱気だなぁ。
おまけに『「負け組」の哲学』なんて買ったりしちゃった。
小泉義之さんの書いたもの。ドゥールズの研究をしている人。
前から注目はしている人だけれど。
集英社新書の『悲しみの子どもたち』と一緒に読もうか。
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by KATEK | 2006-08-24 22:09
ここ数日,夜になるといい調子で「モモンガ,モモンガ,あぁモモンガ~」と
歌うわたし。
歌うといっても,そこしか繰り返さないから,歌じゃないな。
相方は,「なにいってるの?」と不思議そうだったので,やっと昨日ねたをばらした。(?)
これは毎日聞いている はっぴいえんど のCDにはいっている歌のフレーズなのだ。

わたしはいまでも,歌をちゃんと歌うことができない。
気に入ったワンフレーズしか覚えられないのだ。
相方に言わせると,「君の歌はシュールだね。」となる。
メロディは知っていても,歌詞を覚えていないから,いろんな歌が混ざり半ば即興。

もし幼稚園生くらいの子どもをもっている親なら,あぶなくて歌えないだろう。
「お母さんがこう歌っているんだもん。」なんていわれたら大変。

かくして,まだここ数日は「モモンガ~」と叫ぶだろう。

今日はがんばって,小林よしのりにいどんだ。
うーん。これはやっかいだ。

『ゴーマニズム宣言』は何冊か借りて読んだことがある。
あれはかなりつまらないし,ばかばかしいものだった。
けれど,戦争のことになると,彼はとたんに饒舌になる。
読み飛ばせない,いちいちチェックすべきことだらけだからだ。

小泉政治もホリエモンも,ネオリベとして批判している。
この論調はかなり簡単で,「反米」とくくってしまえばまぁいいかってところ。

けれど,靖国のことや太平洋戦争のことは,だましのテクニックが多用されているから
これだとひかかってしまう若者も出てきそうだ。

おおきな論旨は信仰に似て,論理的ではない。
でも,言い切るところに,たぶん魅力を感じるのだろう。
「左翼は」とか「何も知らない知識人は」とか,人を愚鈍よばわりすることばの
オンパレードだ。
「わたしだけが,なにもこわがらずに真実を言っている」と豪語するあたりはすごい。

そして細かなところでのつっこみ。
サンフランシスコ講和条約の第11条の解釈が,わかっていないというけれど
彼の説明もわたしにはよくわからない。
「わたしはこんなに知っている」と,ささいなことをとりあげる。

「知識人といいながら第一次資料にあたることを知らない」と彼はいうけれど,
大本営発表の新聞記事や,検閲された手紙に書かれているお国のために純粋に
死んでいった人のことばなんて,脈絡を考えずに使えばなんだっていえる。

彼は国のために自分を犠牲にすることがほんとに好きみたい。
自分自身が実行するかは知らないけれど。

勉強してないとこわいなぁとつくづく思う。
あと「わたしは知っている」という思い込みの怖さ。
気をつけなくちゃね。

そうそう。
忘れてならないことがありました。
『わしズム』の最新号に,こうの史代さんのマンガがのっているのです。
こうのさんの意図とはまったく正反対にうけとっているんじゃないのかなぁ。
あの『夕凪の街 桜の国』の思いからしたら・・・
それが不気味です。
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by KATEK | 2006-08-23 19:31