日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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またあした

今日も疲れたので,ご報告はまた明日。おやすみなさい。
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by KATEK | 2005-12-07 22:51

縁とは不思議なもの

今日,『刀狩り』という本を数ページだけ読んだ。
縁というのか,偶然というのか
昨日もりゆさんから教えてもらった,堀田善衛の
『海鳴りの底から』が,とりあげられていたのだ。

わたしはこの『海鳴り』が,天草のキリシタンの話だとは
ちっとも知らなかった。

キリシタンといえば,わたしにとっては遠藤周作の『沈黙』
これがなんといっても忘れがたい。
それと『死海のほとり』
この2冊は何度読んでもいいと思っている。

ネット情報によれば,遠藤周作の作品より,堀田善衛のものの
ほうが弱いものの視点にたっているという。

こうなれば断然読んでみたいのだが,入手は困難らしい。
うーん。

あっ。なぜ『刀狩り』にでてきたかというと,
このように優れた作品ですら,当時の農民の武器の使用に
ついては誤解があるというという説明のため。

中世の農民は鉄砲はもちろん,刀を持っていることは当たり前
であって,刀狩りによっても完全に武器をさしだすことはなかった
らしい。
わたしは勉強のしなおしが必要。


ところで,試験が返ってきた。
これから採点。
試験っていうのは,わたしがどれだけ上手に生徒に対応できたか
という結果だと思っている。
だから試験で成績の悪い生徒がいると,
「わたしの授業のどこがまずかったかなぁ」とまず考える。
少なくとも面白さを感じてくれればいいのだけれどと思いつつ・・・

でも生徒もほかの教員も,テストの成績の意味は自分には
あまり関係付けていない様子。

生徒に試験なんてといいつつ,その試験での成績にかけている
生徒には,対応が難しい。
覚えることが大事なんじゃないよといっても
なかなかわかってもらえない。

と思いながら,採点だ。
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by KATEK | 2005-12-06 18:30
今朝,はらはらと舞い落ちるイチョウの葉が,朝の光に
透けて見え,まるで黄色い宝石のように輝いていた。
近くには黄緑色の葉をつけたままの木。
コントラストもみごと。
木の葉は,太陽の光を通してみるといろんな表情をみせてくれる。
わたしの大好きな観賞の仕方。

今日は,『重力ピエロ』という小説を読んだ。
職場にちょうどあったから。
読んでいると癖になってページをめくってしまうが,
いまひとつの作品だとおもう。
人物の描き方も荒っぽいし,ことばが選ばれていない。
筋書きさえわかればいいという感じの,消耗品だった。

最近の小説ってやっぱり消耗品なんだな。って感覚をうちやぶって
くれるおもしろいものってないかしらん・・・

人物の描き方とか,空気感をよく伝えてくれるのは
たとえば,藤沢周平の作品。
エンターテイメントだけれど十分味わえる。

でもやっぱりわたしは小説が苦手。
山尾三省の『森羅万象の中へ』山と渓谷社 を朝ちょっと読んだが
やっぱりいいなぁとおもってしまう。
自然と向き合って暮らし・詩を書き続けたブッディスト。

明日は,岩波新書の『刀狩り』』でも読もうかと思う。
日本人が武器を捨て,あるいはもちながらも,どうして「平和」を
保ちつづけられたのか。
(中世の農民達は農機具や狩猟のための鉄砲などの武器を
もっていたにもかかわらず,一揆などは別として,人をあやめるため
にはつかっていなかったという。)
日本に,戦争放棄の憲法が定着したのも,実は歴史的・文化的な
ものだと考えられるという。
その辺を読んでみたい。

マッサージを受けて息が楽になると,やりたいことがでてくる。
からだは脳より敏感かもしれない。
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by KATEK | 2005-12-05 20:32

夜を歩く

相方を誘って夜の買い物,スーパーにいって来た。
雨がやんで,落ち葉と土の香りが優しくにおった。
夜だ。

久しぶりにトラークルの詩集を読んでみた。

        憂鬱

 青はかげりを呼んで ああ 暗い二つの瞳
 滑らかに動いてわたしを見つめやまない。
 優しくギターはこの庭園の秋をとむらい
 ほぐれながら沈んでしまう 褐色の水に染み。
 死のきびしい憂いの床をしつらえる気配
 そのニンフの手。滅ぶきわに赤い乳房を揉み
 唇がさぐりながら吸う。いま黒い水になごみ
 すべり解ける 日輪の捲毛はもつれあい。
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by KATEK | 2005-12-04 22:14

もっと「気」を!

とりあえず向かったパソコン。
今日は『観察と関与』をちょこちょこ読んでは寝ていた。

今は,エヴァ・キャシディの「SONG BIRD」を聞いている。

頭痛はほんとに,わたしにとっては奇跡的に治ったが
気力は戻ってこない。

脳神経内科の医師の判断どおり,頭痛を引き起こす根本原因は
治っていないということ。

パッチ・アダムスのようにハグをしてあげられるような
心境になりたい。

人は生まれたときから「気」をたくさんもっている。
それが元気。
だんだん気を使い果たしていくと,元気はなくなっていく。
「後気」をとりいれていかなくては,生きてはいけない。
太極拳や野口整体は気を取り入れるには,よい方法。
もちろん野口体操も。

さっき野口体操の先生から電話があって,
からだを動かすことと,最低呼吸を整えることを指示された。
電話での声が浅い息づかいになっているという。
イメージトレーニングをしたほうがよいと。

なんだか今はどうしていいのかわからない。
ブルーサンディ。きっとブルーマンディ。

でも明日は晴れそうだから,ね。
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by KATEK | 2005-12-04 20:12

生きる場

今日は2度目のエントリー。
帯津良一『いい場を創ろう』風雲社を読みながら・・・

人間は「場」に生きている。
ということばについて読んでいたら,いま働いている
場は息づいているだろうかと,考えてしまった。

わたしの細胞は今の職場によく反応しているだろうか。
あるいはこの仕事で息づくだろうか。

つい何日か前,落ち葉でいっぱいになった道をそうじして
落ち葉を集めることがしごとだったらいいなぁなんて思っていた。

道がきれいになり,わたしは落ち葉のにおいに満たされ
でもまた落ち葉はまた落ちてくる,そんな循環がいいなぁと。

落ち葉の中でわたしの力は満たされてくるような気がしたのだ。

職場も流動的なもの。
今いいか悪いかが判断の基準にはなるはずもない。

でも,わたしは小さい頃から,道の掃除が大好きだった。
草むしりも,落ち葉集めも。雪かきも。
家でも学校でもこの作業は率先してやった。
もしかしてわたしのコーリングは,これかも・・・
雑巾がけも好きだった。
体育館の端から端まで。
たったったってかけていく。
足の筋肉は痛くなり息もあがるけど,端からきれいになっていった。

好きな仕事・細胞が喜んでくれる仕事って何だろう?

少なくても今は気力の欠如状態。
補気が必要なのだけれど,薬より生きる場の問題だって気がする。
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by KATEK | 2005-12-03 19:58
すごい!
インドメタシンの効果。
いままで20年間もあきらめていたような頭痛が,完全にではない
にしても,おさまってきた。
やっぱり専門医っているんだなぁ。
薬に頼るのはよくないとはわかっているけれど,でも西洋薬って
すごいものなんだと実感。

ところで昨日買ってきた本。
中井久夫『関与と観察』はのっけから面白い。

戦争に行ったことのある世代がいなくなると,人間は戦争を
引き起こしやすくなるという心理についてかかれていた。

後藤田も亡くなり,自民党は「若手」ばかり。
何か問題が起こりそうなとき,民意をそむけるには戦争が一番
てっとりばやいし,儲けの対象になる。
今そのときがやってきていると,中井氏は指摘する。

でも人間は,人を殺すのはなるべく避けるという心理をもち
続けるという指摘もあった。
太平洋戦争のときアメリカの心理学の実験で,(戦争は心理学者
にとって偉大な実験場だったのだ),銃を人間に向けると,
必ず銃口を少しそらしてしまい,的中率は20%代になったという。
顔を見ては人間は人間を殺せないという。
だから後ろ向きに逃げる人は銃で撃てたのだそうだ。

本当に人を殺した人はPTSDにかかったり,死んでしまった人が
多いとも書かれていた。
だから殺したことについては真実は語られないと。

殺すことになれさせようといろいろな訓練をしても,
数週間で人を殺す気力はなくなってくるという。
だからアメリカ軍はひんぱんに兵士に休暇を与えるらしい。

一番人を殺すハードルが低くなるのは,仲間を殺されたとき。
本当に憎む気持ちが働かないと,人は人を殺せないのだ。

とするとボタンだけで人を殺せる核兵器は,一番危険ということ。
それからネットで自殺を呼びかけて,殺してしまうとか
現代の殺人の心理は,また新たな考察の対象になるのだろうか。

とまぁ,読み始めたばっかりなので先が楽しみ。
本を読んでも今までの目の痛さはなくなったし・・・
後は緊張性の頭痛と気力だけ補えばいい。
なんだかうれしい。
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by KATEK | 2005-12-03 18:12
20年以上断続的にだらだら続いている頭痛が,
ここのところちょっとしんどくなったので,脳神経内科へ
いってみてもらった。

うーん,劇的には治りそうもないらしい。
でも初めて飲む頭痛薬をもらったので,試してみる価値は
ありそう。
これで,本が読めるようになるといいなぁ。

ということで病院帰りに木に関する本を少し入手してきた。
もしかしたら,2度買いしてしまったかもしれない音楽家どおし
の手紙のやり取り『木々のうた』,小学館ででている
『ウォールデン森の生活』ほか。
精神科医の中井久夫のかいた『関与と観察』も。

立ち読みをしながら,森の「癒しの効果」「森林治療」などから
映画『この森で天使はバスを降りた』のことを思い出した。
あの映画は忘れられない。
悲しくて暖かい心の映画。

実は父親にレイプされたことを隠して,犯罪をおかし監獄に
入れられていた少女が,出所して物語は始まる。
住まいとなったのは森の入り口にある,食べ物やさん。
この裏の森になぞは隠されていた。

そうか,彼は森にだから住み続けられたのか。
彼女も森に癒されて彼と出会いそして幸せな・悲しい死を
迎えたのだ。
森によって少女は天使になったのだ。

森にひたすらあこがれる。
またぎやサンカのこと,森への信仰のことも勉強したい。
実際一ヶ月くらい森でボーっとして生活したら
こんな頭痛ともおさらばできそうな気がする。

ぶなの木にもあいたいなぁ。
前に,山形県のあるやまに登ったとき,絶対ぶなに出会った
はずなのだ。でも当時は,ぶなというより木一般がすき,と
いう感じだったから,気づかなかった。
秋の中ごろで,葉が色づき始め,誰とも会わない無名の山
に登ったあの時。
くまの痕跡らしいものもあった。
あんな静かな優しい山に行きたいな。

小泉政治の独断がとってもいやな気がする,こんな時だから。
あんなやり方が通ってしまうこと事態,世の中おかしい。
批判のできない世の中になっていくのだろうか。
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by KATEK | 2005-12-02 18:40

昔の風を感じたい

もう12月かって感じです。
もっと木枯らしが吹いて,少なくなった落ち葉が風で飛ばされて
なんていうのが,12月のイメージです。
自然は12月ではないのに,デパートや商店はクリスマスを
越えてお正月のものを売っています。
なんだか変ですね。
人間,何か大きな物忘れの状態になっているのかも
知れません。

最近レトロというか,昭和30年代・40年代の「もの」がはやって
いるようです。
駄菓子屋さんとか。

でもあの頃の自然は,再現できません。
そのことを忘れて,ただものだけで昔を懐かしむのは,
感傷でしかないように思います。

駄菓子屋さんで食べたお菓子の添加物の多かったこと。
昭和30年代生まれの人は,レトルト食品,毒々しいジュース
「うまみ」調味料,保存剤,などなんでもありの時代でした。

公害も盛んになった時期です。

もういちど,全部をひっくるめて検証してみたらいいのに・・・
教育の右旋回も,いまの憲法を考える上で大事だし。

夏が暑くなってきたから学校に冷房を入れるなんて動きが
でてき始めたいま,昔の風の涼しさを取り返すには
まったく発想がさかさまです。

暑いから排出熱の多い冷房は使わないようにして,
車もマイカーは減らして,パソコンで暖まってしまう部屋は
仕事を減らして・・・なんて方向に魅力を感じる人が多いと
いいなぁ。

わたし自身がが調子よくないので,みんなでさぼろうと
「ナマケモノ」になろうと大きい声でいいたくなります。

ガイアに負担をかけないように,みんなでさぼろう!

(これって前にも同じことを書いたような気がします。
そうだとしたらそうとうぼけてきたますね。
でも,自然が変なのですから何度言ってもいいですよね)
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by KATEK | 2005-12-01 18:29