日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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まだぐったり

昨日は頭が混乱してぐったりだったが,今日はからだに
きた。ぐったり。
病院にいったらなんだかからだに異常があるようで
あぁ歳かなぁなんて思ったり。
ともかく無理はしないでおこう。

今日は自習プリントで出した『悲しい人』という絵本を
読み聞かせした。
けっこう聞いていてくれた様子。
みんな,わかることには反応するのだ。
もちろん馬鹿にしてかどうか,ぜんぜんのって来ない子供も
何人かいるけれど。
でもこういう寂しさに浸るとかいうことには
うまく心が動かないような顔をしている子も多い。

共感を求める授業には限界がありそうだ。
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by KATEK | 2005-11-30 21:38

ヘドロ


    だって一方の奴は暗がりに住み
    もう一方は,光の中にいる。
    光の中にいる奴には見えるが
    暗がりにいる奴には見えっこない。

                    ブレヒト


もう頭の中がヘドロでいっぱいになったようだ。

朝からSMAPの歌を何べんも聴いた。
あれは告発の歌。
「銃口」がむけられているのは「僕」ら。

アフリカの少年兵のことをネットで調べた。
見せしめに腕を切られる少年。
人を殺すときにしか幸せを感じないという少年。

『現代グローバリズムと奴隷制』という本には,いま現在
存在している奴隷の話が詰まっている。
20歳をすぎても,奴隷として働き始めたときの知能
つまり3歳の認識力しか持たない少女。

飢えの問題。
難民の問題。
屍の山。
腐った死体。
難民テントまでいけたのはラッキーな少女。
内戦続きで,食料さえ届けられない危険な地域の多さ。
構造的暴力。

授業中にボーっとした目で宙を見ている子。
ヘッドフォンをはずさない子。
机の上にかばんとティッシュペーパー,ペットボトルで
まるで城壁のような囲みを作っている子。
疲れた顔で寝ている子。

現在の生き難さについての話をしても,「そんなの感じない」で
終わってしまう。

これらの問題がわたしにSMAPの音楽とともに付きまとい
離れない。

教室の中の息の詰まる空気の中で,返事は期待せずに
話しかける。
「プリントはある?」
「いまなにやってるかわかる?」
「もうすぐ試験だよ。大丈夫?」
わたしはこの化け物のようなどよーんとした空気の中では
生きられない。
呼吸ができない。
頭が痛くなってくる。
それでも笑顔で話しかける。
(わたしが笑顔でいることは,いつわりなのだ)
こんな中で授業を受け続ける生徒の苦しさを
生徒は自覚して感じていなくとも,わたしは痛みのように
感じてしまう。

授業が終わった後は,何かをする力がなくなっている。
この吸い取ったヘドロを吐き出したい。
でもわたしが毎回の授業で吸い取ったこの空気・このヘドロは
一向に減らないことはわかりきっている。

少年兵の生き難さ・目の前にいる生徒の生き難さ
わたしには引き受けられないと知りつつも,重く重く気持ちに
のしかかってくる。

「どうせ生徒は,悪さをするから~してもだめだと思う。」
そういう大人の発言に反対できないわたしの現在。
わたしはいわば居候のような形でしか働いていない。
わたしがやります。といえないわたしは黙り込む。

今日は疲れた。
でも疲れても現状は変わらない。
どこからエネルギーをもらう?

そう,今日夕方歩いた道はイチョウの黄色いじゅうたんだった。
足が柔らかさをもらってきた。
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by KATEK | 2005-11-29 18:35

トライアングル

夕べ書いたSMAPの歌のこと,
pianocraftさんのページを読んでもらうのが一番だと
思います。
ぜひご覧になってください。
とっても素敵なブログです。
http://www.pianocraftwork.com/mt/
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by KATEK | 2005-11-29 06:16

二つのご褒美

今日は二つのご褒美を自分にあげました。

ひとつはマッサージ。
職場の近くにあるのは知ってていたんですが,今日は初めて
はいってみました。
なんだかいい感じです。
右腕がよくあがらなくて痛いところがあったのですが,
電車の中で右腕で急カーブを支えても大丈夫だと気づきました。
呼吸も楽になりました。

もうひとつは,
pianocraftさんに教えてもらったSMAPのトライアングルという
シングルのCDを買って聴いたこと。
とっても気に入りました。

相方はジャニーズという企業体が嫌いなのと,SMAPの歌は
あくまで売れることをねらったものという体質があるので
「買うの?」といっていましたが・・・

歌はご存知のとおりお上手ではありませんが,
歌詞もメロディもいいです。
ここで紹介したいのですが,あそこは著作権にうるさいので
紹介はしません。

命が大事だって事を歌っているのはいつものことなのですが
震えている子どもの手が,精悍な顔つきで
僕らに銃を突きつけているというような内容も書かれていて
ただ褒め称える歌ではありません。
アフリカが見えてくる歌です。
もちろんアフガニスタンも,パレスチナも。

pianacraftさんがコメントされていたとおりでした。

何度も聞きたくなる詩です。
SMAPのメンバーにどこまで想いがあるのか・・・
大事に歌ってほしいです。
pianacraftさんのブログに書いてあったうたマップというのに
歌詞が載っていました。
気になったら探してみてください。

さぁ,これからお味噌汁づくりです。
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by KATEK | 2005-11-28 19:55

不登校気味

いくら寝てもたりない感じです。
今日はあったかくて気持ちがよかった。
でもその分,明日がつらく感じます。
こんなに仕事に行きたくない日が続くのも珍しいこと。
でも何とかいくために今日はそろそろ寝じたくを始めます。
仕事に行って希望がもてるよう,お菓子もいくつか
買いました。(?)
明日がいい日になりますように。
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by KATEK | 2005-11-27 20:09
加島祥造『タオにつながる』朝日新聞社 を読んできた。
(お風呂の中で)

『道徳経』たぶん老子の書いたもの,
その訳を加島さんがした一節。

 すべてのものは,
 陰を背に負い
 陽を胸に抱いているのであり,
 そしてこの二つが
 中心で融けあうところに
 大きな調和とバランスがあるのだ。

陽を胸に抱くか・・・
なかなかいい響きだな。

本の中に母系性社会の「争いのない」姿が書かれていた。
母系性社会か・・・
これは民俗(族)学の話と,歴史と,いまの日本の皇室典範の話と
ドッキングして面白そうなテーマだ。
これをちょっと勉強しよう。

それはそうと,森の静けさの話がでてきたら
『もりに生きる』の共生のことが思い浮かんだ。

徳村さんの観察から。
 もし森の中で高木が先に伸びてしまったら
 低木や草花に日の光がおよばなくなる。
 森の生き物達は争わない。だから真っ先に
 葉を出し,花をつけるのは草花。
 次に,低木が芽吹き,それをまって亜高木が葉を出す。
 森の下の部分がすっかり緑になったら,やっと高木が
 芽を出すのだ。(KATEKの要約)

もちろん地中もそうらしい。
うまく根を張るところを譲りあい,絡み合って根は伸びるのだそうだ。

争わない・共生の社会
これをわたしは望んでいる。
母系性社会の勉強と,戦争に反対する気持ちとが
つながりそうだ。

うん。
今日はひとつ勉強したな。よしよし。
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by KATEK | 2005-11-26 21:45

読みたい本がありすぎ!

夜は外食ですませ,今帰ってきました。

歩いている途中に公園はあったけれど,それもそんなに小さい
公園ではないけれど,私自身が「公園」って意識しなかったのは
なぜでしょう。

やっぱり遊び場として真ん中が大きく開けられている,
整然とした公園って,魅力的じゃないのかもしれません。
いい加減に木が生えているところがあって,広場があって
いろんな要素を持った公園が好きです。

いくら寝ても目が疲れていて,文字が読みにくいので,
今日は半身浴をしようと思っているのですが,
これには本が必要不可欠。
じゃぁなにが読めるかって考えたら,
結局今のわたしの心や頭の中が,欲しているものがはっきりしない
ということにたどり着きました。

『土門拳の格闘』って本も読みたいし
『神への告発』って,肢体不自由者の重たい本も読みたいし
『海からの贈り物』も,落合恵子訳のでで読み返したいし
『ご臨終メディア』っていう新書も読みたい。
まだまだ続きます。
だから,いま何っていうのが,わからない。
わたしの方向性がはっきりしなくなっているようです。

この前は本屋さんで『樹木学』って本があって
とっても面白そうだったんですけど,ここまでひろげたら・・・
と思って本棚に戻しました。

専門性がないわたしの弱いところ。

お風呂では
『タオにつながる』かな?

ところで,秋はシャンソンが聞きたくなってくる季節。
昨日,ジュリエット・グレコの歌を聞きました。

彼女は実存主義者達の集まるカフェで10代で歌っていて
その歌を認められ,サルトルに歌手になることを
薦められたそうです。

彼女が来日したときのインタヴューをきいて
いっぺんでかの彼女と彼女の歌がすきになりました。

いらないものはなにもないだったか,彼女が人生には
何でもあるしいつも輝けるはずといったその表情が素敵で
とても80近い人の感性ではないなと感心しました。
老いていくことは,まんざらじゃないということ。

いっぽうで,これから読もうと思っているタオの考えかえら
すれば,35歳ですでに老いは始まっていて
(現実には生まれたときから始まっていますが)
後はずっと静かにいきていくのがいいともいうし。

やぱりわたしはのんびりゆったり,がいいかな。
グレコはあこがれです。
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by KATEK | 2005-11-26 19:51

おいしかったー

今日も,からだが「本読むなー」っていっている。
おまけにスピーカーの調子が悪い。

こういうときは大きな木のたくさんはえている公園でもあれば
そこでゆっくりできるのに・・・
お気に入りの場所は徒歩圏内には,なんにもないのだ。

でも今日の幸せ。

さっき相方さまが作ってくれたホワイトシチューとホットケーキ。
おいしかったー。

ホワイトシチューは,昨日わたしが作った白菜や大根,しいたけ
と片栗粉をまぶした薄切り豚肉の重ね煮に,ひとくふうしたもの。

ホットケーキは紅玉りんごでつくったコンポートというかジャムと
いうか,それをつけていただいた。

やっぱり紅玉の味は最高!
でももう旬は終わってしまったらしい。

またちょっと休んで調子が上がってきたら
エントリーします。
いまはおいしさの余韻に浸って,コーヒーをもう一口・・・
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by KATEK | 2005-11-26 14:47

秋の色・秋の香り

近くを歩いたら,ドウダンツツジの葉が,みごとに紅葉
していた。
手前にヒイラギの緑色。
そのコントラストがとってもきれい。

まえに長野県の戸隠にいったとき,
ちょうど紅葉の時期で,小さな池の周りに色づいている楓の
葉がすばらしかった。
まさにみかんの色。
人工的に作ったかのようなはっきりした色になっていて
ちょっと驚きだった。

それにしても,日本の紅葉のさまざまなこと。
ヨーロッパに森には30種類くらいしか木の種類がないという。
それにくらべ,日本の森の木の種類は何百種。
日本の木は世界に誇れる存在だ。

いまどきは菊もきれい。

わたしは畑に咲く小菊が好きだ。
においは案外きつく,切花にすると主張が強いが
野や畑に咲いていると,においも気にならない。
けなげな感じがたまらない。
小説のなかにでてくる野菊がおもいうかぶ。

道々,椿の花の香りもかいでみた。
なんだかぱっと小学校の頃のことが目に浮かんだ。
なぜだろう?

草花の香りは思い出に近い。

今日は頭痛もまだとれず,文字を読めない状態だった。
でも気持ちは元気。
昨日はいろいろな方から,励ましのコメントをいただいたから。
ことばのハグをしてもらった。
メールでも,尊敬している先生から「内なる声を聴け」と
温かいことばをもらった。

わたしってなんて恵まれているんだろうと思う。

人は人によって命をもらうことを,生徒にも感じてほしいし
そんなつながりができるんだよと,わたしが励ましのことばを
送ってあげられるようにしたいとつくづく思う。

暗い顔をした,何も見ていない目をした子ども達が何人もいる。
大音量の音楽を聴いて周りをシャットダウンしている子も
少なくない。

「豊かな」国でも貧しい国でも,子どもは傷ついている。

となんだかまとまらない話になってしまった。
今日はこの辺で。

そう。ひとつだけ。
『母と子の詩集』で,周郷博さんのことば。
「よい教育は,よい音楽のように遠くからきこえるしずかな声だ」
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by KATEK | 2005-11-25 18:42
さざんかの花から椿の花に,いつの間にか
季節は変わってきています。
街の中は,もうクリスマス準備です。

ここ数日,わたしは「しなくちゃ病」にかかっています。
やっておかなければと思う仕事が追いかけてくるようで
心や体が「そんなにできないよー」とストライキをしています。

ふっとおもったら,別にやらなくてもいい仕事と考えて
しまえばすむことなんです。

でも,他人の目,特に生徒の目がきになります。

「大人は信じるに値する人間としてふるまわなければならない」
という思いが,けっこう重くのしかかっています。
その結果疲れて,結局やっていることは裏目に出てしまう。
まったく戦略的にはなっていません。

かっこよくなくても目の輝きを,と昨日書いたパッチ・アダムスの
ようになりたいわたしがいます。

でも彼は,人を愛することで力をもらっているといいます。
ほんとうに,心からからだから開放して,愛しているんでしょうね。

わたしの場合はまだ「愛さなくてはならない」のレベルだから
大幅に疲れるわけです。

もっとからだも心も楽にしたいものです。
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by KATEK | 2005-11-24 18:47