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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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14歳という映画

なんにも知らないで『14歳』という映画(DVD)を見てしまった。

野口体操にいって,腰がのっているねといわれた。
しなやかになったからだでだったから,この映画見られたのかも。

14歳の時(中学生),飼育小屋の動物達を焼き殺してしまった
女子生徒。彼女はそのことを尋ねてきた教員を彫刻刀でさして
しまう。

そのことを見ていた男子生徒。

二人とも大人になって再会。
彼女は中学校の数学の教員になっていた。

いじめ,暴力,無視,嫌がらせがとぐろをまいて,
人から人に感染していくようだ。
こわい。

精神科医に彼女はこんなことを忠告される。
「14歳の頃のことを,あの頃の自分を救おうとしているなら,
仕事はやめなさい。」

他人事ではない。

最後の方で彼女はこういう。
「100かゼロかではないというけれど,今の生徒に向かうには
ゼロか100,真正面から向き合うか・逃げるかしかないと思うの。
わたしは100を選ぶ」

監督でもあり演じている男性(教員となった女性とまた出会い,
お互いに子どもと向き合うことになってしまった)の話は
ここでは書かない。

今の状態のわたしは,ちょっと落ち着いては見られる。
でも,重い。

抜け道はないのだから。

今,みておく映画ではあるだろう。

明日も元気に職場に行こう。
by KATEK | 2008-09-28 20:29