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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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今日は憲法記念日だったのだ。

憲法記念日。
だからといってこの日だけに,憲法と騒ぐのは変だけれど,
最近は(今はなきといっていい)春闘から始まって,メーデー,
憲法記念日と,何も騒がれずだらだらと過ぎていってしまっている
かも。

憲法9条のことだけではなくって,もう少し広い範囲で憲法のこと,
法律のことを考えてもいいかなと思うわけで・・・

『土佐自由民権運動』という本を読み始めたら,日本の憲法って
決してこの60年余りでできたものではなく,明治時代から全国的に
いろんな土台が築かれてきたんだと実感。
詳しくはまた今度にしよう。

法律といえば,ドラマ好きのわたしは「ほかべん」という新米弁護士
が主人公のドラマを先日見て,すごくがっくりきた。

少年法をどう考えるか,少年事件をどうとらえるかというのが,
その回のテーマだった。

保護観察中の少年が,電車からおりたときにサラリーマンと言い合いに
なり結果的にサラリーマンを突き飛ばして死に至らしめたという事件。
サラリーマンは突き倒されて,あたまを強く打ったため,死亡した。

少年の無反省な態度,少年を担当した弁護士の「きたない」やりかた,
(少年のなげやりな考え方や気持ちとは無関係に,反省文を無理やり
書かせて,示談にもっていこうとした),少年の母親の無責任さ,
そんなところが強調されていた。

主人公の弁護士(新米・女性)は,被害者の気持ちを大事にしたいと,
勝てそうもない弁護を引き受けるという筋書き。

正義ってなにか,と問うわけだけれど,あの番組でいう正義こそ??

弁護士になる前に,普通は正義って何か,とことん考えると思うのだ
けれど,それは現実的じゃないのかしらん?

最高裁判所で,死刑判決が容易にだされる現在,正義があいまいな
ものだという保留の立場で考える機会をふやしてほしいもの。
あいまいということばは,ちょっと違うけれど。

もっと具体的に筋道を立てて書かないと説得力ないけれど・・・
それは自分のなかでゆっくりしてみればいいか。

死刑制度反対というのも,タブーになりつつある感じ。
裁判員制度も控えているから,ここはまじめに押さえておかないと
いけない。

「AROUND 40」だったっけ。
精神科医と心理士が主人公のドラマもちょっといただけない。

最近のドラマ,なんだか低調なんだなぁ。
おもしろいドラマないかな・・・

と,今日はこの辺で。
by KATEK | 2008-05-03 19:01