日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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『神聖喜劇』読みたくなってきた。(追記あり)

午後から暖かくなってきて,ここちいい時間が流れた。
最近の夏は夕涼みというのができなくなっている。
今のうちに夕涼みの気分を先取りしておこうか,
などとふと思ってしまった。

夕方,明るい時間が好きだ。
この時間に寝るのもぜいたくでいいけれど,暮れなずんでいく
ゆっくりとした時間をもっと味わいたい。
どう使おうか・・・

大西巨人の『神聖喜劇』。
6冊がマンガで出ている。
3冊まで読んで,あとは根気が続かなくて読めなくなったまま。

でも,ETV特集で,大西巨人さんの話を聞いたり,マンガや小説の
原文の朗読を聴いたりしたら,また読もうという気持ちが
高まってきた。

大好きな俳優西島OOさん(好きなのに名前が思い出せない。
映画「カナリア」とか「ユリイカ」などにでていて,最近はテレビでも
おなじみの人)が,主人公の東堂のことばの部分を朗読していた。

西島さん自身も,小説『神聖喜劇』を読んだという。
「おもしろいですね。どんどん読めてしまいます。」なんて感じの
話をしていた。
あんなに長い小説なのに・・・
それならわたしも!なんて思ったり。

戦争に関わる小説は,けっこうたくさんあるけれど,主人公の
意志があくまでつらぬかれる,その心理を丁寧にを追ったものといったら,
そう多くはないのではないだろうか。

東堂(実際に大西さんも),対馬の部隊に所属していて,
そのなかで味わう理不尽なことを見逃さない。
『人間の条件』の梶のように,積極的に正しいことをしようとは
していないのだけれど,間違いは間違いだといいきる東堂。
インテリとして上官に目をつけられながら,その上官に対しても,
複雑な気持ちをいだくようになっていく過程。
小さな権力者として許せないという部分はありながら,もし戦争が起こらな
ければ,人殺しやレイプをすることはなかっただろうという,もと農民の
上官。彼に共感している自分をみいだす東堂。

大西さんは,「今の時代の雰囲気は,満州事変前と似ている」と
話していた。
その頃の時代の感性も,もっと知りたくなる。

その番組にちょこっと出てきた町田OOさん。
(これまた有名な人なのに思い出せない。作家なのだけれど,
本の名前も思い出せない。図書館に行けばすぐわかるんだけど)
彼の小説を読みたくもなってきた。

追記:もりゆさんに教えていただいたら,もしかして町田さんではなく
    安部OOさんかもしれないと思い始めました。
    ひどい記憶です。
    お恥ずかしい。
    もういちど録画を見直さないと,です。


知りたいことだらけだ。
読みたい本だらけだ。
それにしてもこの忘れっぽさよ・・・

大西巨人さんも,彼と重なる主人公東堂も,抜群の記憶力の
持ち主。あやかりたいものだ。

明日は天気がよさそう。
スカートなんかはいたりしちゃおうかしらん。
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by KATEK | 2008-04-14 19:13