秋風に乗って・・・
2007年 10月 03日
道を歩いていた。
ふっと何かの匂い。
なんだろう。この匂い。
小学校の頃。
木造校舎。
外は曇り。
国語の時間だった。
三好達治の詩を読んでいた。
と,思う。
こんな匂いがしたような・・・
すぐそこにいけそうでいけない世界。
匂いの記憶。
そういえば,
夕食の準備をしながら気がついた。
母とは全然遊べなかったけれど,
夕食の支度を手伝ったあったかい思い出があったこと。
インゲンやサヤエンドウのあたまとしっぽをとるとき。
もやしのひげを取るとき。
うめぼしを作る前に,よーく梅をふいたとき。
渋柿をきれいにふいて,へたのところに焼酎をつけるとき。
栗ご飯を作るのに,栗の皮をむいたとき。
母に関して,「むごい」言い方をしてきた最近だけれど,
懐かしい思いでも,この秋の香りが湧き上がらせてくれた。
ちょっと秋風が寂しくなったら,こんなあったかい思い出が
わたしの前に現れてくれたんだ。
きっと昔の子ども達も,手伝いがうれしい思い出につながる,
そんな時をもっているに違いない。
そういう時間が今の社会になくならないように願いたい。
ふっと何かの匂い。
なんだろう。この匂い。
小学校の頃。
木造校舎。
外は曇り。
国語の時間だった。
三好達治の詩を読んでいた。
と,思う。
こんな匂いがしたような・・・
すぐそこにいけそうでいけない世界。
匂いの記憶。
そういえば,
夕食の準備をしながら気がついた。
母とは全然遊べなかったけれど,
夕食の支度を手伝ったあったかい思い出があったこと。
インゲンやサヤエンドウのあたまとしっぽをとるとき。
もやしのひげを取るとき。
うめぼしを作る前に,よーく梅をふいたとき。
渋柿をきれいにふいて,へたのところに焼酎をつけるとき。
栗ご飯を作るのに,栗の皮をむいたとき。
母に関して,「むごい」言い方をしてきた最近だけれど,
懐かしい思いでも,この秋の香りが湧き上がらせてくれた。
ちょっと秋風が寂しくなったら,こんなあったかい思い出が
わたしの前に現れてくれたんだ。
きっと昔の子ども達も,手伝いがうれしい思い出につながる,
そんな時をもっているに違いない。
そういう時間が今の社会になくならないように願いたい。
by KATEK
| 2007-10-03 18:10