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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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もしもピアノが弾けたなら・・・

ずっと行方不明だったギルバート・オサリバンのCDを見つけた。
今彼の曲を流しながらパソコンにむかっている。
いい気分。

パド・ウィメンズ・オフィスというところからでている『女性映画が面白い』2007を
ちょっと読んだ。
わたしは,横文字が苦手だったり,人の名前がおぼえられなかったりで,
ええっ,それってあの女性監督の映画だったのとか,
あの女優さんがこの映画の主人公?なんて,頭の中はおおさわぎ。

『スタンド・アップ』で,主人公を演じたシャーリーズ・セロンという人が
あの『モンスター』って映画の主人公とおなじだったなんて,おどろき!
それに『スタンド・アップ』の記事を読んでいるだけで,また泣けてきちゃった。

ポスターの
「私なんか,と何度も思った。
お前なんか,と何度も言われた。
それでも,立ち上がってみようと思った。」
このコピー。
もうこれだけで泣けてくる。
女が元気じゃなくっちゃって,自分のことを励ます気にもなってくる。

この本片手にビデオやさんを,じっくりまわろう。
ゆっくりね。

そして,われながらすごい発見。

前から楽器を演奏できるようになりたいと思っていた。
わたしの音楽歴は中学校でとまる。
ピアノを習うなんて環境になかったから,勝手に自己流でエレクトーンを
ひいていたのが中学校まで。
なにしろ,中学校で習うことまでしか知らないから,楽譜が読めない。
(小学校,分校通いだったころは,学校からアコーディオンを借りて
背中にはランドセル,おなかにはアコーディオンをもって通学していたっけ。
音を出すだけで楽しかった。)

音楽クラブの顧問になって,ファゴットをまかされたときも,音を出すだけで
せいいっぱい。なにしろ重くて肩が張ってしまって,おまけに息が続かないので
頭が痛くなってばかり。上達どころではない。

そんなやりかけばっかりで,音楽は身近になってこなかった。
もっぱら聞くだけ。

でも,ピアノを教えてもらう絶好の友人がすぐ近くにいたのだ。
彼女とはもう十年以上お付き合いをしている。
それなのに,教えてもらうことはできないと,なぜだか思い込んでいた。
でも,考えたら障害なんてない。
わたしがやる気になるかどうか,でしかなかった。

よーっし。
この不器用なわたしが,右手と左手を別々に動かして,できればサティなんか
弾けるようになったら・・・
すごい!

この新年度,一つの目標をピアノに決めた。

林光の,レッスンノートも眠ったまま。
バルトークの「ミクロコスモス」みたいな練習もいいなぁなんて
あたまのなかで想像はふくらむ。
by KATEK | 2007-03-22 16:05