不都合な真実
2007年 02月 19日
アル・ゴアの宣伝か・・・と思っていた『不都合な真実』
本にもなっているが,映画に出てくる彼は新鮮だった。
「知っているつもり」が価値あるものを見過ごすことにつながると,反省。
地球温暖化に警告を発しているというのは,彼の単なる選挙戦術
ではなかったのだ。
アル・ゴアは,学生の頃に,温暖化の危険性を予測していた学者の下で,
学んだ。だから彼の活動には下地があった。
彼はアメリカ各州を始め,世界各国でスライドショー(講演)を続けている。
話も魅力的だが,そこに出てくる写真やアニメ,統計が説得力を増している。
キリマンジャロやヒマラヤの氷河がどんどん溶けてきて,今や景色も
数十年前とはまったく違ったものになっている。
ハリケーンが巨大化してきた現実。
それにもかかわらず,アメリカという国は京都議定書を批准していない。
温暖化を信じていない人が多いというのだ。
そんななかで,諦めるなというメッセージを鮮明にうちだす。
多くの人は「否定から絶望」にという考えを持ってしまうけれど,
絶望する前にふむべきステップがある。
そう語る彼は,力強い。
わたしにも力を与えてくれるような気がした。
彼が1000回以上の講演を行ってきた背景には,息子の事故が関係している。
息子は6歳の時事故にあった。
生きるか死ぬかの状態の1ヶ月。
その間息子につきっきりで過ごしたゴアは,
「かけがえのないもの」がなにか,
「自分がしなくてはならないこと」はなにか,
その時にはっきりわかったという。
かけがえのないもの=息子
=地球そのもの だった。
大統領選でブッシュに負けた時も,大きなショックを受けている。
けれど,そのことがさらなる勉強と訴えかけにつながっていった。
人に伝えることに対して真摯であること。
地球環境を守ること。
自分のやるべきことは何かというテーマに誠実にむかうこと。
そういったことが,フィルムから伝わってきて,映画のよさがわかった。
温暖化の問題は単なる社会の知識ではない
そのことといっしょに,絶望の前に踏むステップがあること
そんなメッセージを大事に受けとめたいと思う。
本にもなっているが,映画に出てくる彼は新鮮だった。
「知っているつもり」が価値あるものを見過ごすことにつながると,反省。
地球温暖化に警告を発しているというのは,彼の単なる選挙戦術
ではなかったのだ。
アル・ゴアは,学生の頃に,温暖化の危険性を予測していた学者の下で,
学んだ。だから彼の活動には下地があった。
彼はアメリカ各州を始め,世界各国でスライドショー(講演)を続けている。
話も魅力的だが,そこに出てくる写真やアニメ,統計が説得力を増している。
キリマンジャロやヒマラヤの氷河がどんどん溶けてきて,今や景色も
数十年前とはまったく違ったものになっている。
ハリケーンが巨大化してきた現実。
それにもかかわらず,アメリカという国は京都議定書を批准していない。
温暖化を信じていない人が多いというのだ。
そんななかで,諦めるなというメッセージを鮮明にうちだす。
多くの人は「否定から絶望」にという考えを持ってしまうけれど,
絶望する前にふむべきステップがある。
そう語る彼は,力強い。
わたしにも力を与えてくれるような気がした。
彼が1000回以上の講演を行ってきた背景には,息子の事故が関係している。
息子は6歳の時事故にあった。
生きるか死ぬかの状態の1ヶ月。
その間息子につきっきりで過ごしたゴアは,
「かけがえのないもの」がなにか,
「自分がしなくてはならないこと」はなにか,
その時にはっきりわかったという。
かけがえのないもの=息子
=地球そのもの だった。
大統領選でブッシュに負けた時も,大きなショックを受けている。
けれど,そのことがさらなる勉強と訴えかけにつながっていった。
人に伝えることに対して真摯であること。
地球環境を守ること。
自分のやるべきことは何かというテーマに誠実にむかうこと。
そういったことが,フィルムから伝わってきて,映画のよさがわかった。
温暖化の問題は単なる社会の知識ではない
そのことといっしょに,絶望の前に踏むステップがあること
そんなメッセージを大事に受けとめたいと思う。
by KATEK
| 2007-02-19 21:20