日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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昔の不二家のプリンはおいしかった!

不二家の不祥事。
納豆の効果について,嘘の情報を流したこと。
ここ数日はこんな話題で,もちきりだ。

だいたい食べ物が本来の食べ物として扱われていないことが問題だって
気がしているんだけど・・・

いまとなっては不二家はどこにいってもある「工業製品」になってしまったし,
納豆は健康食としてあるいは文化として語るんではなくって,
ダイエット効果で,注目させようというんだから,なんだかおかしい。

わたしにとっての不二家は,幼い頃の甘い思い出につながっている。
きちんと焼いた陶器の中にはいった不二家のプリン。
これは憧れの的だった。
田舎暮らしのわたしだから,たまーに街中に連れて行ってもらって
プリンアラモードを食べさせてもらえる時の,あの感動。
母が忙しくて,その日のお出かけ中止,となると,わたしは押入れに閉じこもり
悔しさを行動で示したりした。
(昔から食い意地が張っていたてこと)

でも,今のプリンやケーキにはあの頃の味は残っていない。
なにしろ,賞味期限切れのものを使っているっていったって,今は卵さえ
冷蔵庫ではなかなか腐らないものになってしまっている。
みんな,人工的につくれれた賞味期限。
どこまでいいのか悪いのか,人間の感覚として,もう麻痺していると
思えてしまう。

納豆だって,昔から地元で作られた大豆をきちんと使って食べるんだったら
いいんだけれど,大豆はほとんどが輸入に頼っていることとか,
遺伝子組み換えのこととか,社会的に問題にしていかなくてはいけないことを
すっとばして,ダイエット,なんだものね。

今の日本は水だって空気だって汚染されているから,完全に安全な
食べ物なんかないといわれている。
よりベターかどうかの問題。

そんな中で槌田さんという科学者は,リスク分散を唱えている。
水俣もそうだった。
新鮮なはずの魚をそればかり毎日食べ続けたがゆえに,漁民に発生したのが
水俣病。
工場に勤務していたり,役所づとめをすることのできた「富裕」階層の人たちも
水俣の魚は食べたけれども,他のものも食べていたから,基準値を
超えなかっただけの話。

同じものを食べ続ければ,重金属や化学物質は偏ってたまっていく。
だから,危険であっても,いろんなものを食べることで,リスク分散するしか
ないのだ。
それはまったく,資産運用の話と一緒。

話がわきにそれてきちゃったけれど,
不二家の責任追及はあって当然だし,しなくちゃいけないことだ。
でも,問題はそれだけじゃなくて,今の食全体のあり方も考えとかなきゃな
ってところにある,そう思った。

いつもながら徒然なる話・・・
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by KATEK | 2007-01-23 20:50