靖国問題が?
2006年 08月 15日
敗戦記念日。
今年は,靖国問題がいちばんの焦点?
夕べはニュース23で,靖国徹底追及なる特集をやっていた。
でも,なにかが腑に落ちない。
まず,「明日は終戦記念日です。」と,筑紫さんがきりだした。
そうか。「敗戦記念日」ということばは,テレビの世界から消えたのか・・・
次はA級戦犯の合祀問題が「靖国問題」の中核であるという扱い。
たしかに,そのことも大事。
戦争責任の問題につながるから。
でも,靖国神社そのものの性格をきちんと説明することが,まず基本じゃないだろうか。
以前は,日本の伝統的な神道と「国家神道」は区別して語られていなかったけか。
宗教に国家が介入し,「英霊」なるものをつくりだすことによって死へといざなってきた。
戦争で人を殺すことの意味が,死を美化することであいまいにされてきた。
「犠牲」が格好いいことにされてきた。
共産党の機関紙を配っただけで,逮捕された社会保険庁勤めの「公務員」がいる
いっぽう,
憲法の「政教分離」の原則に違反する(はず)の行為が,首相や大臣は許される?
「私人」か「公人」かというチェックさえ今は見過ごされている。
そんな言い訳をしないと,靖国には参拝できなかったはずなのに・・・
(P.S. ・・・と書いたら,今朝の東京新聞では,私人か公人かという問題について
言及されていた。
敗戦記念日という呼び方についても。
今日の東京新聞の特集はなかなかおもしろい。
戦争責任を問うものになっている。むのたけじさんたちの対談ほか。
戦争になれば,民間人もその熱狂や世間の目によって判断が効かない状態に
なっていってしまうということ。人間は弱いからこそ,大きな声で反対できなくなる前に
小さな反対の声をあげていかなくては,と思う。えらそうだけど・・・)
細かなところでのストップがない今,もう一度靖国神社について問題にされてきたことを
もう一度整理してみる必要がありそうだ。
去年(?)あんなに売れた『靖国問題』という新書のことさえ忘れられているかもしれない
いま。
今年は,靖国問題がいちばんの焦点?
夕べはニュース23で,靖国徹底追及なる特集をやっていた。
でも,なにかが腑に落ちない。
まず,「明日は終戦記念日です。」と,筑紫さんがきりだした。
そうか。「敗戦記念日」ということばは,テレビの世界から消えたのか・・・
次はA級戦犯の合祀問題が「靖国問題」の中核であるという扱い。
たしかに,そのことも大事。
戦争責任の問題につながるから。
でも,靖国神社そのものの性格をきちんと説明することが,まず基本じゃないだろうか。
以前は,日本の伝統的な神道と「国家神道」は区別して語られていなかったけか。
宗教に国家が介入し,「英霊」なるものをつくりだすことによって死へといざなってきた。
戦争で人を殺すことの意味が,死を美化することであいまいにされてきた。
「犠牲」が格好いいことにされてきた。
共産党の機関紙を配っただけで,逮捕された社会保険庁勤めの「公務員」がいる
いっぽう,
憲法の「政教分離」の原則に違反する(はず)の行為が,首相や大臣は許される?
「私人」か「公人」かというチェックさえ今は見過ごされている。
そんな言い訳をしないと,靖国には参拝できなかったはずなのに・・・
(P.S. ・・・と書いたら,今朝の東京新聞では,私人か公人かという問題について
言及されていた。
敗戦記念日という呼び方についても。
今日の東京新聞の特集はなかなかおもしろい。
戦争責任を問うものになっている。むのたけじさんたちの対談ほか。
戦争になれば,民間人もその熱狂や世間の目によって判断が効かない状態に
なっていってしまうということ。人間は弱いからこそ,大きな声で反対できなくなる前に
小さな反対の声をあげていかなくては,と思う。えらそうだけど・・・)
細かなところでのストップがない今,もう一度靖国神社について問題にされてきたことを
もう一度整理してみる必要がありそうだ。
去年(?)あんなに売れた『靖国問題』という新書のことさえ忘れられているかもしれない
いま。
by KATEK
| 2006-08-15 06:52