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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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繰り返される画像

前の勤務先での無意味な闘い。

10年間いたその勤務先では,生徒も教員も男が中心だった。
わたしからいわせれば,暴力の文化で成り立っていたところ。
(今はだいぶ変わっているようだけれど)

言葉での説得は,あまり効果をださず
というよりむしろ嫌がられ,敬遠されていた。

威圧的な言葉,怒鳴り声,罵倒,一方的なうむをいわせない
説教・・・そんなものが日常的に行われていた。

だから威圧的ではない話は,ききながされた。

わたしはことばを失った。

そして,生徒には無気力な対応をする場面も増え
同僚にはかえって,理屈で責めたてることがふえていった。

わたしはいつしか「フェニミズムと人権」にこりかたまっていた。

そして独り相撲は破れ,わたしが壊れていった。

いまでもあのときのひとこまひとこまは,目の前から
離れない。
どうしたあんなにかたくなに闘ってしまったのだろう。
戦略もなしに。

疲れ果てた結果は,自分と生徒にむかった。

もちろん生徒には,あの時精一杯むかっているつもりだった。
でもちがう。
生徒も敵だった。
静かにさせること,言うことを聞かせることが先にたった。
中途半端な人権教育。

前に書いていたブログにも,このことは書いたかもしれない。

いまも,このたち現れる昔に,責められる。
by KATEK | 2006-02-13 04:15