イトンジュの詩から
2006年 01月 01日
あけましておめでとうございます。
ここを訪ねてきてくれる方,今年もよろしくお願いします。
今日は詩をご紹介します。
序詩 伊東柱
息絶えるその日まで
空を仰ぎつつ,
なにひとつ恥ずべきことのないように。
葉先を揺する風にさえも
私は息苦しさを覚えた。
星をうたう心で
死んでいくすべてのものたちに愛をつくしたい。
そして,私に与えられたこの道を
歩み続けたい。
今宵も,星たちが風に掠める。
『韓国現代詩集』土曜美術社
イトンジュの詩は前に書いたことがあるかもしれません。
お正月早々,ちょっとしんどい詩です。
戦争中,日本語で詩を書くことに従わず,日本で獄死した人
ですから。
でもわたしはこの詩が好きです。
何度読んでもしゃっきりしなきゃと思います。
いろいろな愛を感じ伝えていきたいです。
ここを訪ねてきてくれる方,今年もよろしくお願いします。
今日は詩をご紹介します。
序詩 伊東柱
息絶えるその日まで
空を仰ぎつつ,
なにひとつ恥ずべきことのないように。
葉先を揺する風にさえも
私は息苦しさを覚えた。
星をうたう心で
死んでいくすべてのものたちに愛をつくしたい。
そして,私に与えられたこの道を
歩み続けたい。
今宵も,星たちが風に掠める。
『韓国現代詩集』土曜美術社
イトンジュの詩は前に書いたことがあるかもしれません。
お正月早々,ちょっとしんどい詩です。
戦争中,日本語で詩を書くことに従わず,日本で獄死した人
ですから。
でもわたしはこの詩が好きです。
何度読んでもしゃっきりしなきゃと思います。
いろいろな愛を感じ伝えていきたいです。
by KATEK
| 2006-01-01 06:40