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日常って、微妙な差異こそ大事かなと思います。


by KATEK
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セラフィーヌ

前に書いたもの読み直したら、手の亜脱臼のこと、
書いてあった。
感情に任せて書くとこうなるのかなぁ。
それと「加齢」による物忘れ?
(最近、どこの医者に行っても「加齢による」といわれる。
そうなのかと思う反面、何でもかんでも「加齢」にするなと
いいたくもなるのだ。)
ま、これからもこんなことがけっこうおこると思うので、
大目に見てやってください。


話変わって、
『セラフィーヌ』を読んだ。
一気に読み通す。

見たかった映画『セラフィーヌの庭』の原作となった本だ。

フランスに実在したセラフィーヌという名の画家の話。
ただし画家といっても本人は家政婦をしたり、農民として
暮らしたりして、描きたいから(神のおつげで)描いているだけ。
ピカソなどそうそうたる画家たちの価値を早く見出した画商が、
セラフィーヌの絵を見出し、世に送り出した。
セラフィーヌはだんだん精神的に病んでいってしまったのだが。

チラシを見たときその絵が気に入って、パウチしてある。
最近みた、みすず書房の今年の書評をまとめた冊子に
偶然この本とDVDの紹介が載っていて、無性に読んで、
また見てみたくなったのだ。

よく石や木の彫刻をする人たちがいうことだが、
彫ろうとしているのではなく、もうすでに素材の中に形が
埋め込まれているのをとりだしているだけということ。

セラフィーヌも下書きなしで、色を付ける素材も自己流で
描いたという。
頭で描くんではないのだろう。
花や木といった庭にあるものが題材。

あぁ早く映画が見たい!

今日は黄色の、えーっと花の名前が出てこない・・・
黄色の花の絵が急に描きたくなったのだが、絵の具が
手元になくて描けない。
アクリルのガッシュじゃないとだめ、そんな気がする。
ようするに広い面積で、えいやっときれいな黄色を塗りたくって
見たいだけの話なんだけど。

絵ってほんとにすごいのだ。
by KATEk | 2012-03-17 10:44